ロマン掻き立てる要素が満載のシュミレーションゲーム
唐突な事は百も承知ですが、皆さんはネオアトラスと言う名のゲームをご存知でしょうか。
懐かしのPS版で発売されたのが1999年と言う事で、今ではレトロゲームに分類されてもおかしくないこのゲーム。
元々未確認生物とか超古代文明好きだった自分にはたまらない一本でした。
シュミレーションゲームと言うと、少し頭を使ったお堅いイメージがありますが、ネオアトラスに関しては思った以上に簡単にプレイできるゲームでした。
何でも、最初はPC版ゲームとして世に出たと言うこのゲーム、現在では3作目までがPS2で発売されています。
ps3のゲームアーカイブスでも1,2共にダウンロードできるので、今から新たに始めようと思う人はこちらの方が気軽に購入できるかもしれませんね。
大航海時代がモチーフのゲーム
時は大航海時代のヨーロッパ、ポルトガルの商会の長であるあなたが色んな提督を雇い、当時アフリカ大陸の一部ぐらいまでしかはっきりしていなかった世界の様子を解き明かしていく内容です。
「探検航海」で提督を未開の雲がかかった地に派遣して新たな街を発見していきます。
そこで出現する産物と別の産物を貿易と言う形でやり取りし資金を増やして行くんですね。
提督を雇うのにも、船を買い替えるのにもお金が必要になります。
極端な話貿易を始める際にも航路を繋ぐのに船を用意したりお金が掛かるわけです。
一応、資金が底をついて提督に賃金を支払えなくなるとゲームオーバーとなりますが、自分はまだ見た事が無いですね。
基本的にはアフリカ大陸を南下してインド、そしてジパングと航海していくのですが、産物も土地によって希少価値の高い物があったりするわけです。
インドならコショウとか、アフリカ大陸の南部ではダイヤモンドがあったりとか、ちゃんと歴史や文化に沿ってるのもポイントが高いですね。
新しい陸地の発見で街と上記の様な産物が出た日にはテンションもアゲアゲな感じになるゲームなんです。
未確認生物と世界の謎もてんこ盛り
このゲーム、何がすごいってただの貿易ゲームではないんですよ。
ちゃんと当時の世相とか噂も反映された内容で、未確認生物やら超古代文明やらわんさか出てきます。
下手な書籍よりも知識を得るには持って来いと言う位のレベルで、子供の頃からUMAや超古代文明の話が好きだった自分には大ヒットしました。
例えば、当時ヨーロッパの伝承で有名だった海洋の怪物クラーケンが出てきたりとか、海の司教なんかもちゃんと登場します。
ゲーム内では提督を派遣して退治する事も可能ですwww
もう一つ特筆すべきポイントは、提督の報告を信じるか信じないかはプレイヤーの自由と言う所ですね。
場合によっては、これらの未確認生物も信じないを選択するとその後一切出てこなかったりするんですよ。
逆に信じるを選択するとそのごガッツリ自由に海を気ままに泳いでる。
その付近を航海しようものなら提督から「駄目でした」なんて報告と一緒にすんなり港に帰って来たりもするんですwww
同じく世界の謎も色んな所にちりばめられてます。
実際には誇張した情報で現在まで残ってる遺跡関連のネタもストレートに盛り込んであるんですよね。
バビロンの空中庭園とか、箱舟なんかも神秘な感じで登場します。
特筆すべきは最終的に世界地図が色んな形になるわけですね。
開始当初から判明しているヨーロッパは置いておいても、基本的には提督の報告を信じたり信じなかったりで陸地が存在したりしなかったり。
根源にある当時考えられていた地球は平らで海の端は滝になってるか、それとも地球は丸いのかなんて事も決められます。
そこに加えて、宗教観や神話も絡んでくるので、やり方によっては巨人が地球を持っていたり、亀の上に像が乗っていてその上に地球があり大蛇がぐるっと空を囲んでるなんて世界地図も作れるわけですwww
中毒性のあるネオアトラス
シュミレーションゲーム有りがちな止め時が分からないゲームの代表格かもしれませんが、気が付くとついつい夜中までやってしまう様な中毒性があります。
当時まだ学生だった私も寝食を忘れて進めていましたwww
何故今頃になってネオアトラスかと言うと、久しぶりに押入れから出てきてプレイしてるからなんですね。
当時はまだネットが普及していませんでしたから攻略情報もディープな物はあまり有りませんでしたが、出来れば今後はこのサイト上でも色々細かい攻略情報を載せて行こうかなと。
ぶっちゃけ今でも覚えてるぐらい深くやりこみましたからwww
ちなみにPSでは1と2が、PS2で第3作があります。
ネット上では2の評価が高い様ですが、個人的にはソリッドな感じの1を推したいですね。
今プレイするとユーザビリティやシステム面で若干気になる所はありますが充分楽しめる良ゲーだと思います。