通称キャメロン湖の怪物と呼ばれている未確認生物がいます。
れっきとした名前が付いていないかと思いきや海外ではキャミィと呼ばれているようです。
この未確認生物が目撃されるのはカナダのブリティッシュコロンビア州にあるキャメロン湖です。
キャメロンだからキャミィ、日本ではそのままキャメロン湖の怪物と呼ばれています。
その外見の特徴は、全身が黒色に近い寒色で、体長は4~20メートルと非常に振り幅があります。
証言では海蛇に似ていたと言う意見が多いですが、中にはコバンザメに近かったとする情報もありまだ明らかな答えは出ていない状況です。
欧米では割と有名なキャミィ
一応過去に人を襲ったとか、死体が上がったと言う記録は無い事から性格は穏やかのではと言われています。
目撃情報にしてもたいていは背中だけ湖面に出してクネクネと泳いで去っていく事が多いみたいですね。
少し愛嬌のあるUMAなのでしょうか。
このキャミィ、実は2007年の8月に写真に撮られています。
といっても写っているのは一部の背中だけ、背中と言うよりも体表と言った方が正確かもしれませんね。
この写真については色々賛否両論です。
確かに湖の波にも見えるし流木の可能性だって捨てきれません。
他の生物の誤認の可能性としたら魚の群れだと思いますが、そもそもキャメロン湖にはどういう種類の魚がいるのか分かりませんので、これも可能性は低そうです。
ただ撮影した女性によると確実に未確認生物だったと言っているようで、その時の状況に関して言うと巨大な何かが湖面を泳いでいたみたいですね。
ちなみにこの時デジカメも持っていたようですが、ちょうど電池を切らしてしまっておたとの事、とほほ・・・。
意外に調査が進んでいるキャミィ
このキャメロン湖の怪物に関しては今回調べてみた所。思いのほか調査が進んでいるようでした。
2009年には「科学的隠棲動物クラブ」と言う団体のジョン・カーツと言う方が率いるチームがソナーでキャメロン湖を調べたそうです。
結果はどうだったかと言うと、水深約18メートルの位置で巨大な生物2体の影を捉える事に成功し、なお且つ同じような生物を水深24メートルの位置でも確認したそうです。
どうやら現在キャミィは複数存在しているようですね。
生態系を築いて繁栄していってるのでしょうか。
このカーツと言う研究員の報告の締めくくりとしては巨大な生物が存在している可能性は極めて高いとの事です。
正体に関しては、他の水棲型UMAと比較しても背中にギザギザの鰭が多少ある所と、頭部の目撃によるとチョウザメに似ているとの証言もあるようなのでひょっとしたらチョウザメが正体かもしれませんね。
クネクネ泳ぐと言う部分が引っかかりますが、未知のサメ、もしくは突然変異の種類であればこう言った事もあるのでしょうか。
海洋性のUMAの正体としてちょくちょく名前の挙がるチョウザメですが、こんな所で一躍脚光を浴びるとは思いませんでしたね。