ジンバブエの蛇神ニャミニャミは未確認生物か!?

 

土着信仰の強いアフリカで、昔から蛇神様と讃えられている神獣がいます。
ザンビアジンバブエにまたがるカリバ湖と言う湖があり、そこに生息しているとされた未確認生物がニャミニャミですね。

非常に馴染みの無い未確認生物だとは思いますが、ネーミングのイントネーションからは何となく四足歩行の陸上生物をイメージすると思いますが、実はシーサーペントタイプの水棲型UMAになります。

現地のトンガ族の間で崇拝されたニャミニャミ

元々はカリバ湖に流れ込むザンベジ川に住むと言われていた蛇神様がニャミニャミですが、未確認生物と言うよりは土着信仰の神様と言った感じでしょうか。
日本で言うとの様な扱いになるかと思います。

特にトンガ族ではその怒りに触れる事を恐れ、当時ダムの建設にも反対したと言う逸話も残っています。

そのニャミニャミが世界中に知られるようになった背景と言うと、ザンベジ川と繫がるカリバ湖で多くの人が何かしらの水棲生物を目撃した事に端を発します。
もちろんその目撃情報は、単純に既知の生物を目撃したと言う物ではなくて、何か巨大な生物が居たと言う物が殆どです。

ニャミニャミの特徴としては、頭部が魚もしくはライオンに似ていて、体は蛇やウナギの様な細くて長い体躯だと言う事ですから、異様の生物と言えます。
魚とライオンの接点が今一イメージが湧きませんが、目撃した人によるとそのどちらかに近かったと言う事になるんだと思います。

正体はさておき、この様な目撃情報が多発した事からニャミニャミは実在するのでは?と言う意見も出てきて、結果このアフリカの地でも未確認生物騒動が起こったと言う事です。

ワニやカバの誤認も含まれる?

アフリカ系の未確認生物に多く見受けられる特徴ですが、既存の生物の誤認と言うのも多数あると思います。
カリバ湖に関しても、漁師が居るぐらいですから様々な種類の生物が生存していると思われますね。

中にはカバやワニ等の大型の生物が泳いでいるのを見間違えたんではと言う物も過分に含まれていると思うんですよ。
実際、目撃者のニャミニャミの特徴の中には上記で書いた頭部が魚か獅子で体は蛇の様な形状とは違い、クジライルカの様だったと言う物もあり、複数の生物がその根本にある事が伺えますね。

一点ニャミニャミ実在説に関して特筆すべき点は、それらの目撃情報の中にはサイズが既存の生物よりはるかに大きかったと言う物が含まれている事ですね。
体長が30メートル前後もあったと言う意見も多くあり、それはそれで誇張している可能性も無くはないんですが、仮に本当だとすると流石にカバやワニの誤認とは違う物になりそうです。

30メートルと言う大きさはかなりの物で、現在地球で生息している生物と比較しても上位に入る大きさです。
基本的に水棲型の未確認生物の平均的な大きさとしては、体長約6メートルから10メートル位のサイズが多いですので、それと比較してもかなり大型のUMAになりますね。

ニャミニャミの正体は?

最近の調査だと未知のイルカではないか?と言う説が有力になっていますが、やはりUMAファンとしては巨大な蛇神様が実在していて欲しいと言うのが本音です。
余談ですが、カリバダム建設の際には、かなり工程が進んだ段階でザンベジ川上流で稀に見る大嵐が発生し、その勢いでダム建設を白紙に戻すほどの被害を生んだ事もあったようです。

今だにトンガ族の人たちはニャミニャミ様が今後も制裁を加えると信じているみたいですね。

ニャミニャミ
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