インドネシアに伝わる吸血鬼の存在
東南アジアに伝わる未確認生物で、ジェングロットと呼ばれる者がいます。
人間に近しい外見をしていますが、特筆すべきはそのサイズですね。
身長が10センチから20センチ程しかないと言われています。
肌の色は人間よりもずっと黒く、髪は長髪です。
主に人間の血液をすするとされていますが、このサイズ間であれば人間と遭遇してもかるくいなされてしまいそうですね。
それとも他の特殊な方法があって、それを駆使して血液をすするんでしょうか。
一説には妖術の様な物も使うとの事で、天候を操ったりと不可思議な情報もあるみたいですね。
現地では割と知られた存在
ジェングロットは、実は今から30数年程前には既に知られている未確認生物です。
1998年頃には死骸が展示された記録もあるようで、これが本当にジェングロットかどうかは別として、少なくともその名前は人々に知られていると言う事になります。
しかも展示された博物館も一か所だけでなく数か所、少なくとも3つの博物館で展示されたと言う事ですね。
後にこの死骸をエックス線撮影した事もあるようですが、腕の骨が確認されるなど極めて何かしらの生物の物とする可能性が強いです。
現在も髪の毛や歯などからDNA検査を行っているとの事ですが、どうやら結果はヒヒの物だったと判明していみたいですね。
2016年5月にジェングロットの新たな死骸発見か
インドネシアのメディアhttp://www.tribunnews.com/によると、今年5月にジェングロットの死骸と思われる新しい物が見つかったとの事です。
場所はジャワ島の更に北に位置する、細かい島々が点在する地域になります。
この内の一つの島の中で、既に木に縛り付けられ火で燃やされた後と見られる個体が発見され、その異様な外見も含め海外で話題になっています。
伝承の通り、見た目は確かに長髪と思しき姿で眼窩が確認出来ます。
肌の黒さに関しては、燃やされて炭化した物なのか元々なのか判別は尽きませんが、確かに黒い事は間違いなさそうですね。
ジェングロットが未確認生物だとすると、恐らく夜行性で森の中や家屋の屋根裏などで生活していると言われています。
確かに血液をすするとなると、昼間からおおっぴらに行動できるとは思えませんね。
やはりインドネシアの密林には未確認の小型生物が潜んでいるのかもしれません。
個人的に思うのは、恐らく小型のサルの仲間ではないでしょうか。
逆にそれ以外が正体であると生物学会も驚きの生物な気がします。
[当記事の著作権はhttps://chahoo.jp/に帰属します]2016/05/27当記事の無断転載は禁止しています。