南米ギアナに生息するマイポリナ

人を襲うマイポリナの伝承とは

南米のギアナと言う地域に、マイポリナと言う名前の水生型未確認生物が存在します。
このマイポリナが出没すると言われている場所はスリナムギアナの国境付近にあるマロニ川ですね。

湖や海ではなく川に潜む未確認生物なんです。
特に南米大陸は、幅の大きな川が沢山あるイメージですが、それと同時に密林にもまだまだ未発見の生物がいると言われていますね。

そんな背景もありながら、今回のマイポリナの正体は一説にカワウソに似た生物と見られています。

規格外の大きさを誇るカワウソ

現在まで写真や動画に収められた事もなく、あくまで目撃情報や伝承から判断する事しか出来ませんが、「カワウソ似ている」と言うとかわいらしいイメージも出てきます。
しかし、似ているのはあくまでそのフォルムだけの様で、サイズからしておよそ体長4メートルもあると言う事ですから、カワウソにしては規格外の大きさですね。

全身の毛の色は茶褐色と言われていますが、手には大きな爪を持ち、体に比べて尻尾も大きいと言う事です。
口の中にも鋭い牙が生えていて、この事からも推測できるように肉食だと思われます。

過去には人を襲ったと言う記録もあり、1962年には少年が一人犠牲になっているようですね。
この時の状況はと言うと、川に落ちてしまったこの子供、数時間後に遺体で発見されたんですが、そこには巨大な噛み跡があり一部体の部位が欠損していたそうです。

後日この噛み跡を専門家が調べましたが、具体的な既知の生物には当てはまらなかったと言います。
こんな事件もあり、現地の人々の間ではマイポリナの仕業として、一気に恐怖の対象になったと言います。

アマゾンに生息する肉食性哺乳類

アマゾン川流域にも、元々カワウソの存在は確認されています。
カワウソでググってみると判明しますが、思った以上に狂暴な生物の様ですね。

カテゴリーとしては「肉食性哺乳類」に区分されるようで、なんだか物騒な印象があります。
我々が知っているカワウソは、おおよそ体長は1メートル前後で、優雅に川を泳いでいるイメージがありますが、その実他の動物を襲い食べる事があると言う事です。

この辺りの習性も、先述したマイポリナと一致しそうですが、体長が大きい事で人間も食料になってしまうんでしょうか。

似たような未確認生物が存在した

今回マイポリナの記事を書いていて、どこかでカワウソだと思しき未確認生物の記事を書いたなと思っていたんですが、思い出しました。
アイルランドに伝わるドアル・クーと言う人食いカワウソですね。

方や南米、方やヨーロッパと地理的には大きく離れていますが、このドアル・クーは湖に出現するUMAです。

人を襲うと言う伝承もありますし、仮に同じようにマイポリナも巨大なカワウソが正体だとすると、同じ様な物だと思います。
いかんせんギアナと言う地域なだけに、あまり研究も進んでいないようですが、マイポリナは危険な未確認生物と言えるでしょう。

[当記事の著作権はhttps://chahoo.jp/に帰属します]2016/05/30
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