ササボンサムと言う飛行型未確認生物
飛行型未確認生物の種類は決して多くありませんが、いわゆる翼竜型の物はアフリカで語られる事が多い傾向にあります。
地域性もあるのか、太古の翼竜の生き残りと思われる物が生息している可能性は高いと言われていますが、現在まで捕獲されたケースは無いのであくまでこれは仮説になりますね。
今回紹介する未確認生物は、ガーナに出没すると言われているササボンサムと言う未確認生物です。
元々この地方で伝わって来た伝説上の生物ですが、アシャンティ洞窟の中にも壁画として描かれています。
この壁画に描かれているササボンサムは、まさに怪物と言った様相で、木の上に留まり眼下を通行する人間を捉えて食べてしまうと言われています。
一見すると人面に長いかぎ爪、大きな翼と言ういで立ちで、まつでギリシャ神話に登場するハーピーの様な感じです。
目撃されたササボンサム
元々は伝説上の怪物だったササボンサムが一躍有名になったのは、1928年に目撃された事によります。
先の壁画とは違い、その姿はプテラノドンの様な印象と言う事でコンガマトーやローペンに近い存在かもしれません。
最もこの二種類のUMAも正体は判明していませんから、ササボンサムと合わせて謎に包まれていると言えるでしょう。
一説にはやはり翼竜の生き残りとも言われ、普段から人知れずひっそりと生活している未確認生物かもしれませんね。
ちなみにこの目撃情報によると、ササボンサムの体長は羽を含めると6メートル近くもあり、真っ赤で大きな目と全身を覆う毛が生えていたと言います。
特筆すべきは白色と黒色の斑点が全身にあったと言う点ですが、今のところ既知の生物で同じ特徴を兼ね備えている鳥類は居ないような気がします。
ますますその正体が謎に包まれてきますね。
アフリカの未確認生物は名称がいっぱい?
主にアフリカに起源をもつUMA達は、その生息範囲が広範囲に渡っていても各地域で呼び名がまったく違ったりします。
その場所ごとの独自のネーミングがついていたりして、同じ生物の可能性が高いのに呼び名だけで十数個あったりもします。
代表的なモケーレ・ムベンベも、幾つもの名称を持っていますが、ササボンサムも実はコンガマトーとまったく同じ生物と言う説もあります。
どうしても情報が隔絶されやすい地域ですから、近隣に伝達される前に独自の名称が付いてしまうんでしょう。
その結果、響きがまったく違う名称が付くと言う事態が発生するんだと思います。
ササボンサムも同じく、その実正体はコンガマトーらと同じ生物ではないかなと思いますね。
個人的には翼竜の生き残りだと胸アツなんですが。
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