未確認生物界のキングと言っても過言では無いネス湖のネッシー、当サイトでも一番最初に記事にしたUMAでもあります。
超有名なumaネッシーについて!ネス湖に未確認生物は存在するか
そんな背景もあり、認知度も満点のネッシーですからここらへんでもう一度ネッシーについての記事も書いてみようと思います。
皆が気になるネッシーの正体は?
何と言ってもネッシーが有名になった背景って正体が謎だからだと思うんですよね。
捏造だった「外科医の写真」もネタがばれるまでは一般の人は信じ切っていたわけですし、ネス湖には何かいると。けどその正体が分からない。気になる、みたいな。
自分も子供の頃は本当に恐竜の生き残りだと信じてたわけですよ。
日本から遠く離れたイギリスの地に(当時まだスコットランドとかアイルランドとか領土が分かってないので)プレシオサウルスが生き残っている?位の感じでした。
ロマンがあったんですよね。
さて、気になるネッシーの正体ですが、ざっと見てもこれぐらいあります。
- 未知の哺乳類説
- アザラシ説
- オオウナギ説
- 木片、流木説
- 波誤認した説
- プレシオサウルス生き残り説
- 大型両生類説
- タリモンストラム・グレガリウム説
- ミミズ説
- ステラーカイギュウ説
こうして見ると「それは無いかな」と言う物もあるし、「何だかよく分からないけど可能性ありそう」と言う物まであります。
出揃っている感じですね。
一番有力なネッシー=未知の哺乳類説
自分は動物学者では無いので専門的な部分は分かりませんが、可能性が高いのは未知の哺乳類だと思うんですよね。
ソースは?と言われてしまうと困るんですが、元々生物学で言われてるニッチな部分の話なんですが、今だに太古に生きていた生物の流れを研究すると水棲の哺乳類のニッチが一部空いていると言う説があったんですよ。
そこを埋めるのがまだまだ発見されていな未確認生物なんでは無いかと言う本が昔あったんですけど、タイトルなどは覚えていません笑
元々洋書を日本語に訳した物で辞書みたいに分厚い本だったので、未確認生物を扱ったにしても権威のある人が書いたのかなと思うんですが。
そんな背景もあってこの説を推してしまう自分がいます。
次いで興味があるのはタリモンストラム・グレガリウム説なんですが、これも結構あり得るのかなと思います。
知らない人も多いと思いますが、目撃証言の中には頭部に一対の突起があったと言うのが多数あるんですよ。
トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum)とは、古生代の海に棲息していた謎の無脊椎動物である。北アメリカ・イリノイ州の石炭紀後期の地層から発見された。
全長は約10cm。全体は前後のとがった楕円形、細い柳の葉のような形で、扁平であった。胴体には節があったらしいが、体節制をもっていたのかどうかは定かでない。後端近くには両側に張り出したひれがあって、ほぼ菱形になっている。前端はとがって突き出しており、これは吻といわれるが、その先端に口が開いていたらしい。奇妙なのはその両側が突き出しており、しかも内側にギザギザが見られることで、これはこの部分を顎のように動かしてえさをとったのではないかと思われる。さらに、胴体の前方三分の一くらいのあたりから、両側に棒状の突起が突き出し、その先端に眼があったらしい。
このように、その構造は奇妙で、現生のどの動物にも直接に比較できるような似たものがない。バージェス動物群の再発見以前には代表的な「古生代の怪物」であった。ゾウクラゲ(クラゲの仲間{腔腸動物}ではなく、軟体動物の巻き貝の一つである)と近縁という説もあるが、定かではない。
なお、この名前は発見者であるフランスのフランシス・ターリーに献名されたもので、意味としてはまさにターリーの怪物である。発音は英語式に読めば{英語読みすれば}「タリモンストラム」、「タリモンストルム」、英語流に言えば「タリーモンスター」である。
引用元wikipedia
こんな感じで太古の無脊椎動物の生き残りが湖に生息していると言うのが肝です。
もちろん、サイズ感もさすがに10cmでは心もとないですから、進化したりして今の大きさになったんだとは思いますが。
ちなみに、ネッシーだけでなくアメリカのシャンプレーン湖に生息すると言われているチャンプもタリモンストラム・グレガリウムが正体と言う人もいます。
やっぱり捕獲でもされるのが一番良いと思うんですけど。
そう言えば昔ムーでアメリカ軍がネッシーを既に捕獲していて飼育してるなんて記事もありましたが、本当でしょうか。
写真も載ってたと思うんですけど、タリモンストラム・グレガリウムでは無さそうな感じでしたね。
ちゃんと両目もあって、哺乳類と言う感じでしたが、それとは別に昔撮影されたネッシーの頭部と言われてる写真はグロテスクでタリモンストラム・グレガリウムに近いと思います。
米軍の件は話半分としてもうーん、どういう事なんでしょう。
ネス湖は複雑な湖?
今回色々ネッシーにまつわる記事を調べて見ましたが、よくよく考えるとネス湖自体が結構複雑な環境なんじゃないかなと思います。
生態系とかの環境と言うよりは、自然環境と言うんでしょうか、水質が濁っているのもそうですし、海と川から遡ってくる生物もちょいちょいいるみたいですし。
何と言うか、未確認生物が住むには最適な湖だと思うんですよね。
それに加え、人間の誤認を生み出す要素も沢山ある気がします。
流木説やアザラシ誤認説、大うなぎ説なんかはこう言うのに該当すると思うんですよね。
未知の哺乳類とタリモンストラム・グレガリウムが共存してるなんて説もありましたけど、写真も色んなタイプの物があるのを踏まえるとあながちそうなんじゃないかなと最近思ってきてしまいました。
[2016年2月27日追記]
ネス湖の湖底に謎のクレバス発見
久しぶりにネッシーに関する新しい情報が入ってきました。
これによると、ネッシーが潜むと言われているネス湖湖底に新たにクレバスが見つかったと言う事ですね。
どうやらソナー測定による湖底の調査を行った所、今まで最大水深部が230メートル程と言われていたのに対して一部で270メートルまで観測された場所があるようですね。
この約40メートル程の差はクレバスではないかと思われます。
要は湖底が一部えぐれて谷の様な部分があると言う事です。
研究家の間では、ここにネッシーが潜んでいるかもしれないと色めき立っています。
かねてから洞窟があるとか、他の複数の湖と繋がっていると言われているネス湖。
今回の調査によって又一つ怪しい場所が増えた事になってしまいます。
一部では今回の報道も村おこしの一環ではないかと見る向きもあるようですね。
ネス湖に注目が集まって人が沢山くれば、それだけお金も落として行ってくれますから当然です。
その他今回の結果に懐疑的な専門家の意見として、このクレバスは最近の地震によって出来た物だと言う意見です。
昔からあるクレバスでは無く、非常に新しい物でそこにネッシーは居ないと言う事ですね。
いずれにせよ、2016年は久しぶりにネッシー研究も加速しそうな予感です。
[2016年3月30日 追記]
ネッシーは二種類存在すると言う事
久しぶりの追記です。
この記事内でもひたすらネッシーの正体は何かと言う事をテーマに書いて来ましたが、先日書いた別の記事で関係する物を書いてました。
→ネッシーは二種類いた!米軍が名付けたネスヒオドン
本来一記事にまとめべきだったのかもしれませんが、何故か二つ目の記事としてそれも「ネスヒオドン」と言う米軍が付けたUMAと言う感覚で紹介してましたね。
詳しい事は上記の中でも書いてるんですが、タリモンストグレガリウムと言う種類とまったく未知の魚類と言う二種類になります。
ググって見てもネッシーの存在自体に懐疑的な意見はすごく多いんですが、やはり一度捏造写真により信頼を失っているのが大きいのかなと。
しかし個人的には存在しててほしいなと思う未確認生物なんです。
そんな事もあり、やはりこの記事内でも「ネッシーは二種類存在する」と言う事をこちらでも書いておこうかなと。
後気づいたのは検索でも多くあったネッシー=巨大ヨーロッパオオナマズ説ですね。
確かに写真を見るとでかい!これが特定の確度で目撃されたら湖に巨大な何かが居ると言うのも頷けるんですが、そこはやっぱり「あのネッシーの正体がナマズで良いのか!?」と言う純粋な心を大事にして、やはり未確認生物が今も悠々と泳いでいると思いたいわけです。
[2016年4月14日 追記]
撮影されたネッシーの死骸は映画のセットだった?
海洋探査ロボットがネス湖の湖底を調査した結果、ネッシーの死骸と思しき物が発見されたようです。
画像は目下探し中ですが、「ネッシーの死骸」と一目で判別がつくようなフォルムをしてたんではないかなと思います。
しかし、この話は意外な形で解決します。
なんと、この死骸と思われた物は昔に映画撮影に使用されたセットだった事が分かりました。
水深が230メートル程もあると言われているネス湖。
今回はより正確な湖底の高解像度地図を作るために海洋探査機を用いていたようですが、この作業の最中にくだんの死骸らしきものが撮影されたようです。
1970年にネス湖で撮影されたこの映画、ビリー・ワイルダー監督の作品「シャーロック・ホームズの冒険」に使用された物と言う事も判明しています。
作品の中でネッシーが出てくるわけですが、実は潜水艦だったと言うオチのようです。
今から40年も前のセットが残っていた事に感慨深い物を感じますが、このネッシーのセット、何らかの拍子で湖面に上がってくると言う事は無かったんでしょうか?
もし湖面近くに浮上した際に写真に撮られた物が、現存するネッシー写真の内何枚かはあるかなとも思ってしまいましたが。可能性は低い感じでしょうかね。
他にもネス湖の湖底からは第二次大戦中の爆撃機や、ボートなども沈んでいる様です。