未確認生物UMAの中でも水棲型の者を除けば大多数は類人猿型の生物が多いのですが、今回ご紹介するミシガンドッグマンはそのどちらにも当てはまらないUMAです。
モスマンやチュパカブラの様なエイリアンアニマルと言われてる未確認生物とも少し違いますし、まるで中世にヨーロッパで伝承された狼男に近い感じの印象を受けます。
今となってはスレンダーマンやニンゲンと同じく都市伝説型のUMAとも言えるかもしれません。
末尾が7の年に出現する不気味な怪物
名前にもある通り、主に出現する場所はアメリカ合衆国のミシガン州の北部です。
推定の体長は2メートル近くと言う事ですから、かなり大型の四足歩行生物と言えるでしょう。
体の色は黒色ですが、頭部は犬にそっくりで耳の様なものもちゃんと突起物として確認できるとの事。
直立二足歩行も出来るようですが、獲物を追う時等は四足歩行にて追いかけてくると言う事ですから、ますます謎の生物ですね。
大きな尻尾が生えているのも目撃されているようで、元々はラジオDJのエイプリルフールにまつわる面白ネタで、地元の村おこし的な発想も込めて創作した逸話が残っています。
ただこの逸話が1980年代後半に発祥した物だと言う記録は残っていますから、それ以前に既に目撃情報もあるんですがその辺の絡みはどうなんでしょうか。
最初にミシガンドッグマンの物と思われる奇妙な声を聞いたと言う事例が発生したのが1967年で、この時はまだドッグマンと言う名称も付く事は無く森の奥に怪物がいるかもーぐらいの感じだった様ですが、1977年には複数のヒッピーが丸太小屋の中で宿泊していたところ窓の外から覗きこむ怪物と遭遇しています。
この時の怪物の容姿を間近で見た人間が複数いた事で一気に有名になったのと、まるで犬と人間を足したようだったと証言した事からドッグマンと言う正式名称が付いたんです。
2007年に当時のフィルムがネットに出回る
上記の目撃事件からミシガンドッグマンが大きく報道される事はありませんでした。
あったとしても特定の取材記事や、伝承に関する特番が組まれた時ぐらいで、ミシガンドッグマンが人を襲ったとかそういう類の事件は起きていないっぽいですね。
ただ、ミシガンドッグマンが再度現代の未確認生物界に返り咲いた大きな要因は、30年ほど経った2007年前後に一本のフィルムが発見されたからです。
この動画は恐らく70年代に撮影された物ではないかと言われていますが、とある不動産業者の管理する物の中から発見されました。
下記がその動画になります↓
確かに後半30秒程からずんぐりした怪物がこちらに迫って来る様が伺えます。
そして撮影者も逃げたんだと思いますが、最後にビデオカメラが落ちて終わっていると思いますが、果たしてこれがミシガンドッグマンなのでしょうか?
ここまで書いてきてあれなんですが、実はこの動画今でも真偽を問う声が非常に大きいです。
海外では検証とかも含めて色々研究されているみたいですが、確かに若干粗い作りな様な気もします。
対して動画全般の古めかしい雰囲気とかは作り物だとしたら非常に良く出来ているので、逆にそっちの技術の方が目が行ってしまうと言えばそれまでです(笑)
とまあ、ミシガンドッグマンに関して色々書いてみましたが、現在もネットをメインに様々な意見が出ているこの未確認生物の今後に期待しましょう!