チュパカブラはその語源が現地の言葉で「地をすする者」と言う意味のある少し宇宙的な匂いもする未確認生物です。
その正体は今だに不明ですが、初めて目撃情報があったのが1995年のプエルトリコです。
ちなみに英語ではそのままの意味を直訳したゴートサッカーと呼ばれています。
他のUMAと違うのは攻撃性が高く、主に家畜に始まり時には人間も被害にあったと言う報告もあるぐらいです。
様々な画像や動画が撮影されていますが、真偽に関しては怪しいものが殆どです。
ただそれだけ皆に愛され?注目を集めている未確認生物とも言えますね。
日本ではそんなになじみがないかもしれませんが、アメリカは特に南米ではプエルトリコだけでなくメキシコ、チリ、アルゼンチンで目撃情報や実際に家畜が被害にあったという報告があります。
チュパカブラに襲われた家畜
名前の通り家畜の死骸には血液を吸われているという大きな特徴があります。
その吸引したと思われる穴の数も2~4とまちまちなのも特徴ですね。
目撃情報を集めると身長は1メートルとちょっと、背中にトゲトゲガあり、目は大きく赤く光っているそうです。
これだけ見ると既存の生物と言うよりはやはり宇宙人にまつわる何かな気もしますよね
はっきり正体は宇宙人のペットなんて説もあったぐらいです。
そして極めつけは目撃情報の中に長い舌を出してストローの様に血を吸っていたという物もありますから、そのインパクトは絶大です。
もう一点不思議なのは年月とともにその容姿の形容も変わってきています。
当初の情報では二足歩行、現在では主に四足歩行の犬型UMAとして認知されてきているようですね。
不思議です、最初と最近の生物は違うものなのでしょうか?
それとも宇宙人が意図的にその姿をいじって変えているのでしょうか?
チュパカブラの正体は一体なんなのか
現在までに様々な説が浮上しています。
一番多いのがやはりオオカミや犬などの誤認説ですが、実際に中にはこのような間違った目撃情報も含まれていると思います。
他の説としては、あくまで家畜の被害は人間の仕業で、悪魔崇拝を行う宗教系の人間が犯行に及んでいると言ったものや、上記でも出た宇宙人のペット、もしくは兵器説、まだ発見されていなかった未確認生物説、中には昆虫が犯人とする説や人間の妄想説なんてのもあります。
確実にこれが正体と言うのは分かっては射ませんが、チュパカブラだと言われている生物を射殺した後、撮影したと言う画像はネット上でも散見できます。
ここに挙げたもの以外にも非常に沢山の画像がネット上では出回っています。
悲しいかな、その殆どは作りものです。
一見するとクオリティが高く、すべての特徴をうまく捉えた物が作られていたりして、それ自体に感心してしまいますが中には明らかに作りものだろうと笑ってしまうのもあるので機会があると見てみてくださいwww
チュパカブラにまつわる不思議な話し
真偽はべつとしても、少し興味深い話がチュパカブラには付きまといます。
それは、目撃情報が多発する地域ではUFOの目撃情報も同じく高いという事です。
中にはチュパカブラをコッソリ追って行ったら停泊していた宇宙船の中に入って行ったとか、グレイ型の宇宙人が傍にいたなんて物もあります。
この辺の背景も含めて考えると、確かに宇宙人の兵器説などは信憑性を帯びてきますが、如何せん謎が多い未確認生物です。
他の未確認生物と比べても一線を画すこのUMA、引き続き動向を追ってみたいと思います。
[追記]2015.11.12
チュパカブラは二種類のタイプが存在する?
チュパカブラに関しての新しい情報ですが、どうやら二種類存在すると言う説があります。
確かに一連の目撃情報を精査してもその外見からしてまちまちで、大別すると宇宙人の様な生物とまるで太古の翼竜の様なタイプに分けられます。
先ず宇宙人のグレイの様なタイプ(以後グレイタイプ)に関しては、1980年に捕獲される事件も起きています。
当時テタス・デ・カイエイと言う山岳地帯の洞くつ探検をしていた少年三人が、元より怪光の目撃情報が多発していた地域に差し掛かった時の話です。
少年の内の一人チノが草むらから顔を出した際に明らか異様な生物の群れの中に出てしまったと言う事です。
身長30センチ程で目は白目の無い大きめのアーモンド形、集団でいましたがその内の一匹がチノに近づいて来ました。
すぐに傍にあった木の枝で謎の生物と殴ると、甲高い悲鳴と共に倒れました。
この際に他の生物は一気に逃げてしまいましたが、その死骸を手に三人は急いで山を降りました。
一旦はアルコールで瓶詰にした後自宅の納屋の中に放り込んでおきましたが、あの時の仲間が取り返しにくる事を恐れて警察に通報します。
そしてオズワルド・サンチャゴ巡査を経由して科学者のペレスの手に渡る事になりますが、不穏なのがこの後サンチャゴ巡査は謎の突然死を遂げています。
その後ホルマリン漬けにされてペレスが保管していましたが、現在では行方が分からなくなっています。
この他にもチュパカブラにまつわる逸話は枚挙に暇がありません。
沢山の目撃情報や遭遇談がありますが、一旦このタイプの正体に迫ってみたいと思います。
ズバリグレイタイプのチュパカブラの正体は生物としてのグレイと言う事です。
どう言う事かと言うと、グレイ型宇宙人と見られて行きた生物はれっきとした地球上の生物で、両生類です。
数こそ少ないですが世界中に存在している様で、一説に日本の河童もグレイではないかと言われた時期がありました。
その他中国の川でも複数の河童を撮影したといわれている写真がありますが、これも同じくグレイと言う説があります。
ここから再度突飛な話になりますが、どうやらグレイはプラズマを発生させる器官があるようです。
詳細は分かり兼ねますが、家畜の死因もこのプラズマによるもので、仮に血管内にプラズマが走ると血液は蒸発し内臓にも穴が空くそうです。
何とも恐ろしい話ですね。
これが一連の家畜の死因と言う事になります。
アメリカ軍は既に複数のグレイ型チュパカブラを捕獲していると言う噂もあり、研究が進められているとの事です。
翼竜型チュパカブラ
次いで翼竜型のチュパカブラについてです。
こちらのタイプはグレイ型とは違い、目撃情報に多く見られる背中の棘の様な赤い毛、全身は体毛に覆われ空も飛行すると言う事です。
一番有名なチュパカブラのイラストはグレイタイプと翼竜タイプの特徴が融合している物なんですね。
翼竜型のチュパカブラの特徴は、上記の他に全身の毛は灰色で少し濡れた様な質感です。
指は三本ずつで、これは両手両足共に一緒です。
爪は鋭く鉤爪の様になっていて、目は釣り上がり赤い瞳が印象的です。
顔の両端に大きめの外耳があった事も判明しています。
実際この異形の生物に遭遇した人は多く、ある時は昼下がりに家屋の庭をうろうろしていたと言う事象も有ったようですね。
あまり警戒心はないんでしょうか。
最近の研究ではこの謎の生物、いわば翼竜型チュパカブラの正体は「プテロダクティルス」と言う結論に達しています。
この太古の翼竜プテロダクティルスは、上記の特徴を全て備えていると言われているだけでなく、南米で多く化石が見つかっているようです。
同じ種で片や化石、片や未確認生物と言うのも何ともシュールですが、翼竜型チュパカブラに関してはほぼこれで間違いないと言う見解です。
個人的には一昔前の恐竜=爬虫類ではなく、哺乳類や鳥類だったと言う説が強くなってきた事も関係していると思います。
全身を覆う体毛や、化石には残らない外耳の存在が明らかになってきた事が大きいかなと。
ちなみに、どうして翼竜型チュパカブラに関してこれだけ情報が残っているかと言うと、1990年にプエルトリコのハグア川で捕獲されたからなんですね。
幼体と見られていますが、その後この醜悪な外見をもつ怪物は捕獲したオルティスと言う男性の家で檻に入れられて飼われていました。
基本は生肉しか食さなかったと言う事ですが、当時は噂も広ま街中の人間がオルティスの家に押し掛けていた様ですね。
更に興味深いのはこの怪物のその後ですが、ある日突然数人のアメリカ人が来て皆の見ている前で檻ごと奪って行ったと言う事です。
メン・イン・ブラックでは無いですが、黒いライトバンに乗って来た事も分かっています。
プエルトリコ政府の調べでこの人間達はアメリカ海軍に所属するタスクフォースと言う部隊の者と分かっていますが、このタスクフォース自体が謎に包まれた部隊です。
背景では又もアメリカ軍の気配も感じられますが、どうなんでしょう。
チュパカブラに関するまとめ
- チュパカブラはグレイタイプと翼竜タイプ
- グレイタイプは宇宙人では無く両生類
- グレイタイプはプラズマを発生させる
- 翼竜タイプはプテロダクティルス
- プテロダクティルスは太古の恐竜
- アメリカ軍が両種とも捕獲している
以上となります。
大分突拍子も無い話にもなって来ましたが、特にグレイに関しては興味深い説が沢山ありますね。
アイキャッチ画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄