南アフリカ沖の未確認生物トランコ

水棲未確認生物でありながらその外見が他のUMAと一線を画すのがトランコです。
通常水棲型の未確認生物は、大きく分けて二種類の外見に該当します。

一つはレイク型とも呼ばれるネッシーやチャンプに見られるような、一見すると恐竜プレシオサウルスの生き残りとも言われるような長い首と太い胴、背中にコブがあるようなタイプ。

もう一つはシーサーペント型と呼ばれる細長い体で左右に体をくねらせて泳ぐようなウミヘビ型です。

実際はこの二つに該当しない物もいますが、何かしらの既知の生物に外見を形容する事が出来る事が殆どですね。
これに該当するのがホラディラや、カッシー等でしょうか。

今回ご紹介するトランコは、上記のどれにも該当しないような一風変わった外見をしています。
先ずそこから見ていきましょう。

コミカルにも映るトランコの外見

実際に1922年に南アフリカの海岸に打ち上げられた死体を元に外見のスケッチや証言も数多く残っていますが、特筆すべきは像のような鼻が付いていると言う事ですね。

体長は約15メートル程と巨大ですが、この鼻に関しては1.5メートルから2メートルもあったと言う事ですから、本当に像の鼻に似ていますね。
そもそもトランコの場合頭部が良く分かっておらず、この長い物も鼻に該当するかは分かりませんが、直前の目撃情報だと海岸近くの海中で二頭のシャチと格闘しているようです。

その際に、その鼻のような長い器官を敵に叩きつけて応戦していたようですので、頭部側の何らかの器官であることは間違いないと思いますが。

他の特徴として、全身が真っ白な長い毛に覆われていたようです。尻尾もロブスターのそれに似ているようですよ。
海の生物で毛に覆われていると言う生物はなかなかいませんから、これも非常に珍しい特徴と言えるでしょう。

ちなみに、この時砂浜に打ち上げられた死体に関しては、あまり深く研究、調査されなかったみたいですね。
くぅー、やきもきするー。wwww

既存の生物には該当しないトランコ

トランコと言うネーミングは、元々象の鼻の事を英語でトランクと発音するところから来ています。
なかなかに認知されそうな素晴らしいネーミングだと思うのは私だけでしょうか。

その変わった外見から、例えば太古の生物の生き残りと言うのは逆に無いかなと思います。
ウバザメやゼウクロドンと言うのも全身の毛が該当しません。
体長を加味して考えると、既存の生物ではクジラ等の生態に近いのかなとも思いますが、如何せんその鼻の様な器官が説明が付かない。

よって、現在ではトランコの正体に関しては完全に今まで発見されていなかった生物と言う見方が強いです。

調べてみましたが、可能性がありそうな生物としてはインドの海域にマカラと言う名のヒンドゥー教の海の魔物を模した名前の生物がいるようです。
UMAファンと言うサイトで読みましたが、下記に引用として貼っておきます。

トランコは現世の生物はおろか、古生物の世界に目を向けても類似した特徴を持つ生物がいないため、『未発見の生物』と考えるほかない生き物です。

後にも先にもトランコが人の目に触れたのはこの一度限りです。ただし、この首とも鼻とも解釈できる器官が、鼻であった場合に限り、UMAの世界では類似した生き物が目撃されています。マカラです。

マカラはインド沖で目撃されるゾウに似た頭部を持った海棲生物です。トランコはマカラのように頭部がゾウに似ているわけではありませんが、マカラも本当に頭部がゾウそのものなのかは分かりません。マカラは、頭部にゾウの鼻ような長い器官を持った生物を見て、インドの人たちにとってなじみ深いゾウにたとえられただけかもしれないからです。

いずれにしろ、トランコとマカラの関係も定かではありません。もう一度人の前に現れる以外、トランコの謎は闇の中、といった感じです。

 

こんな感じで謎の多い未確認生物がトランコです。
とにかく鼻の部分が気になる・・・。

トランコ
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