アメリカのユタ州とアイダホ州にまたがるベアレイク湖にはその名もベアレイクモンスターと呼ばれる未確認生物が潜んでいると言います。
肉食で獰猛とも言われているこの生物の正体はまだ不明ですが、目撃情報は沢山あるUMAです。
推定の体長は20メートル以上となかなかに巨大な生物ですから、仮に肉食だとすると人間も標的になりそうな気もしますが、今の所食べられたと言うような情報は無いみたいですね。
実は草食なのでしょうか。
体表の色は茶褐色、目撃情報によっては蛇の様だったとかワニの様だったと言われていますが、特筆する部分に耳の様な突起があったという事です。
これは極めて珍しい特徴ですが、個人的にはこれがベアレイクモンスターの正体に迫る決定的な情報ではと思っています。
ベアレイクモンスターの正体に迫る
ずばり、正体はタリモンストグレガリウムではないかと思います。
一時期ネッシーの正体として世間を賑わせた説ですが、確かに頭部から二つ耳の様な突起物はあります。
タリモンストグレガリウムとは骨格を持たない軟体動物で、ゾウクラゲに近い生物です。
表面はヌメヌメしていて、鰭もある生物ですが、これの巨大化した物がネッシーやベアレイクモンスターだと言う事ですね。
あくまで外見で判断すると可能性はあると思います。
泳いでいる所を見た事はありませんが、遭遇したらちょっと気持ち悪いですね。
近代でベアレイクモンスターが目撃されたのは1960年代です。
この時は頭部に二本の突起がある生物が湖面に顔を出していたようで、その後すぐに高スピードで逃げ去ったと言う事です。
ちなみにこの時は複数の人間が目撃しているそうですから、嘘ではなさそうですね。
アメリカの水棲未確認生物に見られる特徴
アメリカ大陸に存在すると言われている水棲のUMAは、ある共通点があります。
それは、歴史そのものは大分古く、現地の先住民族の間では既に知られていると言う事です。
今の様に、機会が普及した世の中ではすぐに様々な情報はキャッチできますが、ネットも無かった昔の時代にはこれらは魔物や守り神として称えられて来たんですね。
日本とは比べ物にならない位湖の数も多い国ですが、未確認生物の存在すると言われている湖の方が多いんじゃないかって位先住民族の伝承とワンセットですね。
昔から目撃されていたと言う事はその生物の寿命や生態系に関しても重要な情報になりますが、大昔から目撃されていて現在も居る物はやはり何代目かの子孫なんでしょうか。
ベアレイクモンスターも不明な点は多いですが、先住民族の間では認知されていた生物らしいので、ひょっとしたら複数存在していて立派に生態系を築いているかもしれませんね。