古代の伝説にも登場する未確認生物アファンク
EU離脱問題で揺れるイギリス。その本島の左側にあるのがウェールズになります。
最近ではサッカーの欧州選手権にも出場し、決勝トーナメントまで進むなど名前を耳にする機会が多くなってきました。
そのウェールズにて、アファンクと言う未確認生物が存在します。
元々伝説上の生き物とされて来ましたが、それとは別で近世に入って目撃されたUMAの事も指してもいるようです。
伝説と姿が違うアファンク
ウェールズやアイルランドでは湖沼が多く、元々水にまつわる妖精や怪物のエピソードは多いです。
時にアーヴァンクとも呼ばれるこの未確認生物も、最初はそう言った民間に伝わる悪魔、怪物の類として語り継がれて来ました。
その姿は大きなビーバーで描かれる事が多く、コンウィ川と言う所を根城にしていました。
怪力を持っていて、大きな岩でも自ら運んで巣を作ると言います。
単体ではなく、複数匹存在していたと言いますが基本的にメスの個体が少ないようで、人間の女性をさらったりする事もあったようですね。
普段は魚を主食としていたようですが、鋭い爪を持っていた事から割と狂暴な性格と言う逸話も多く残っています。
ちょくちょくゲームの中にも登場する事がありますが、やはりビーバーやリスを彷彿とさせる姿で描かれる事が多いですね。
現代のアファンクの姿は
と、ここまでは言うなれば伝説に伝わるアファンクです。
それとは別で、実際にコンウィ川で目撃されたと言うアファンクは大きなミミズだったと言われています。
目は存在せず、一応口は確認できたようですがそこにはギザギザの歯が生えていたと言いますね。
体の長さは18メートル程もあったと言われ、幅も2メートル近くあったと言う事ですから相当大きな未確認生物だと言えます。
性格は獰猛で、雑食ではないかと言われていますが付近の生物は手あたり次第食べると言われているようです。
割と寒い地域のウェールズにここまで巨大化したミミズがいるとは驚きですが、それとも完全に未知の生物がその正体なんでしょうか。
類似の生物の伝説
先ほども少し書きましたが、とにかくイギリス近辺では水辺にまつわる怪物の伝説が非常に多いです。
今回のアファンクもしっかりとそうした文化を踏襲した怪物と言われていますが、やはり普段の生活圏に根ざした発想が怪物を生み出すんでしょうか。
ゴビ砂漠に出現すると言うモンゴリアンデスワームともなんとなく似ている気もしますが、いわゆる水棲型の未確認生物とも少し毛色が違うタイプと言えますね。
画像出典元:http://1.bp.blogspot.com/
[当記事の著作権はhttps://chahoo.jp/に帰属します]2016/07/12当記事の無断転載は禁止しています。