未確認生物か宇宙人か?ドーバーデーモン

 

UMA界では割とその存在が有名なのがドーバーデーモンです。
一言で言うと未確認生物なのか、既存の生物の誤認なのか、はたまた宇宙人だと言う説もあり今だに議論に昇る生物ですね。

インパクトが強い異形の未確認生物

有名な割には目撃証言が多いわけでもなく、完全にそのインパクト故に有名になった未確認生物の気もしますが、最初に目撃されたのが1977年です。
夜間車を走らせていた17歳の少年ビル・バートレット君によって目撃されたのがドーバーデーモンが世に出た瞬間です。

ドーバーデーモンの体長は約1.2メートル、頭部が異様に大きく丸型と言うよりは少し間延びした感じの瓜に近い様です。
鼻と口はパッと見では確認できなかった様ですが、特筆すべきはその大きな目ですね。
その眼は赤く光っていたと言う事ですから、こうして文章にしてみると確かに宇宙人説が一番近い感じがしますね。

又、体は頭部に比べるとこれまた以上に貧弱な感じを受けます。
手足は細く長く、一見すると体を支えられない位の物だったと言いますから、相当アンバランスな出で立ちなんでしょう。

確かに夜間にこんな生物と出くわしたらとりあえずビックリします。

数日で途絶えたドーバーデーモン目撃情報

面白いのはこのドーバーデーモン、最初にビル少年に目撃されたのを皮切りに、早くて一時間後、そして翌日も別の子供たちに目撃されています。
その時マサチューセッツのドーバーに何か存在して居た事は確かみたいですね。
ちなみに、ドーバーデーモンと言う名前も地名から来ています。

しかし目撃はここでプッツリと途絶えます。
この二日、三日以降ドーバーデーモンを目撃したと言う情報は今日まで一切無いのが現状ですね。

水棲型の未確認生物等は、その後もコンスタントに目撃されるこ事が多いですが、陸上で森林、そして正体不明の生物ともなるとそこから継続して目撃、遭遇される事は少なくなるのも不思議です。

気になるドーバーデーモンの正体は?

結局今日でも様々な議論が交わされているその正体に関してですが、先ず幾つか説があります。
筆頭に当たるのはやはり宇宙人説ですね。

これは完全にその外見が一般的なグレイタイプのそれと一致している所から出て来た発想です。
大きい頭部、細長い手足、大きく光る眼等三拍子揃っているので外見から生まれた憶測です。

次の説は未確認生物説です。
これはそのままドーバーで今まで発見されたことの無い生物が生息している、もしくは生息していたと言う説です。
可能性はゼロでは無いと思いますが、少し無理がありますね。
そもそもこの様な異様なフォルムの生物自体が存在している事に難色を示す方が普通かも。

最後は既存の生物誤認説です。
信憑性で言えばこれが一番まっとうな説だと思いますが、夜間に少年が目撃したと言う事も加味して森に生息する元々の生物を見間違えたものと言う説です。
実はドーバーデーモンはヘラジカの子供に似ていると指摘する人もいます。
生まれたばかりでよろよろと立ちあがる瞬間であれば手足が細くても不思議はなく、木に両手をつくようにして立っていたと言うのも今まさに立ち上がろうとした瞬間なのかもしれませんね。

仮に三番目の説、ヘラジカの子供を見間違えたと言う事であれば目撃者が二日程出たのも頷けます。
その後目撃されないのも、何かしらの理由ですぐに死んでしまったかもしれないからです。

この説で無理があるとすると、トータル複数の少年少女が目撃した中で、一人ぐらいヘラジカの子供と看破する事は出来なかったのかと言う事です。
そこで個人的に付け加えたいのが、ヘラジカの子供であっても奇形だったのではないかと言う事です。

自然界でも突発的に奇形で生まれてくる生物は意外と多いです。
ドーバーデーモンはヘラジカの生まれたばかりの子供が正体で、尚且つ外見上に大きな奇形を持っていたと考えると全ての点に合点が行くと思いますが。

真相はもちろん不明です。
と言うか本当に宇宙人だったりしたらそれはそれで胸アツですが。

ドーバーデーモン
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