またまた特殊なUMAの登場です。
その名もズバリ「モンゴリアンデスワーム」、何ともいかがわしい名前がついてます。
現地の言葉ではオルゴイコルコイとも呼ばれていて、由来は外見が何となく牛の腸に似ている事から来ています。
確かに他のUMAとは一線を画すフォルム、海でも山でも湖でもない新しいフィールド砂漠。
注目したくなる未確認生物ですね。
モンゴリアンデスワームの特徴は?
外見は幼生で約50センチ程、成虫になると1~2メートルも大きくなるようです。
重さが約10キロもあると言う事ですから、思ったよりも大きい感覚ですね。
一言で言うと巨大な芋虫、ミミズと言った所だと思いますが、現在まで捕獲例が無い事と撮影にも成功していませんので、研究もそこまで進められていない未確認生物です。
その体躯の通り普段は地中に身をひそめていますが、ゴビ砂漠に雨季が訪れる6、7月は行動が活発になるそうです。
その際は付近の虫などの生物はあまり見かけなくなるようなので、ひょっとしたら食しているのかも・・・。
とにかく年中拝めると言うわけではなさそうですね。
その他の特徴として目撃者や遭遇した人の情報を集めると、霧状の毒液を吐くようです。
その際には、先ずこちらを威嚇するかのように尻尾と頭部を持ち上げて、ジャンプしてから毒液を噴霧してくるそうですから、攻撃性の強い生物だと言えます。
この毒液が非常に強くて、色々誇張されていると思いますが逸話が沢山あります。
馬上から棒でモンゴリアンデスワームを触った人がいたそうですが、毒が棒を伝わり男性を死に至らしめ、尚且つ乗っていた馬まで死んでしまったなんてチート能力も発揮したなんて話とか、トラックの荷台にモンゴリアンデスワームの死骸を載せていたら荷台が毒液の色で緑色になったとか、危険な話が盛りだくさんです。
後は、少し離れた獲物に向かって電撃の様な物を飛ばして攻撃するなんて話もあり、眉唾物ではあるんですが興味をそそります。
恐らくこの辺の能力的な部分に関しては話に尾びれがついたケースだと思いますが、実際ゴビ砂漠には毒性の強いGOYOと呼ばれる植物があるそうで、どうやらそれを食すか何かの方法で体内に取り込んでいるとの見方もあります。
ただ、最近では人間を即死させるような強い毒性は持って居ないだろうと意見も強くなっています。
モンゴリアンデスワームの目撃と正体
1800年代にはロシアの調査隊100人ほどがゴビ砂漠で遭遇、全滅したと言う話もあり、その後一度本格的に調査隊が組まれることになります。
本格的に調査が進み、日本でも有名になるのが90年代初頭です。
この頃には様々な書籍やテレビでも取り上げられています。
そして、2000年代、正体と思しき死体の写真も出てきましたが、どれも真偽の程は怪しいですね。
ただ動物学者のリチャード・フリーマンと言う方が根気強く調査した結果、毒性は別としても何らかの生物が地中で生息している可能性は非常に高いとの見解を示しています。
ゴビ砂漠にはまだ未確認生物が潜んでいるようですね。
今後の発見に期待です!