火山に住むトカゲ型UMAチリのチェルフェ

南米チリに生息するサラマンダー型未確認生物

南米のチリの伝承の中に出てくる未確認生物でチェルフェがいます。
聞きなれないUMAですが、これは火山の火口もしくはその周辺に住むトカゲ型の未確認生物と言われていて、一見架空の生物と思いますが実在を信じている地元の人も多い様です。

画像や動画はおろかその姿を詳細に伝えれる程情報が無いのも事実ですが、一説には先住民の間でも語り継がれていた古い未確認生物です。

伝説上ではその体躯も高温の岩とマグマでできていて、正にファンタジーゲームの中に登場しそうな設定となっています。
大きさは3メートルをゆうに超えるらしく、このサイズのトカゲが本当に生息してたらそれだけで恐怖ではありますね。

チェルフェは自然への畏敬の念から未確認生物か

数ある未確認生物の中でも火山に住むと言うのは非常に珍しいです。
殆どは湖や海、類人猿系なら山やジャングル等が多いのでその観点から見ても特殊なUMAと言えるでしょう。

具体的な目撃情報もあるわけでは無いですが、語り継がれている事から日本で言う所のツチノコの様な感じでしょうか。
とにかく伝説が先行して地元の人々に恐れられているそうです。

近隣に住んでいるマプチェ族の言い伝えでは火山の噴火はチェルフェが引き起こすものと考えられています。
これを聞いて思ったのが、元来チェルフェは自然現象に対する畏敬の念が具現化した物ではないでしょうか。

文明がまだ発達していなかった時代は生活に脅威をもたらす現象を神聖視する事が往々にしてあります。
雷や洪水は神格化されて各地域ごとの神話に神様として登場しますよね。

恐らくチェルフェも火山の脅威を何か形式的に表す際に誕生した生物なのかもしれません。
どちらかと言うと怪物に近い感じもしますが。

余談ですがヨーロッパではサラマンダーと言う錬金術に登場する火のトカゲがいます。
有名だと思いますが映画や小説、ゲームにも良く登場しますね。

時には大型のドラゴンの様に表現されますが、サラマンダーは全身が火に覆われていたりゴジラの様に口から火を吐く姿で登場する事が多いです。
南米と海を隔てたヨーロッパでもこうした似たような生物が伝説に登場するあたり、元々トカゲ自体が特別視された生物なのかもしれませんね。

日本ではトカゲに馴染みがないからか重要視されてこなかったと思いますが、強いて言えば家を守ってくれると言う家守なんかが近いでしょうか。

チェルフェの正体は

結論から言うとチェルフェは実在の可能性は低い気もします。
幻想生物の方に近い気がしますね。

世の中には高温の環境でも適応する生物はいますが、それと同じような物がチリの火山に居るかと言うと可能性は低いと思います。
やはり伝説上の生き物と思う方が普通かもしれません。

チェルフェは未確認生物と架空の生き物の線引きが難しい独自のUMAとも言えるでしょう。

チェルフェ
最新情報をチェックしよう!
error: Content is protected !!