グロブスターは他の水棲型UMAとちょっと違った感じの未確認生物です。
いや、生物と書きましたが既に誤りがあるかもしれません。
というのもグロブスターは浜に打ち上げられた謎の生物の死骸の事を指すからです。
そのかろうじて確認できる有機質な感じから生物と見られていますが、ともすれば完全に正体不明の何かで終わってしまいそうな予感もします。
グロブスターは世界各地の海岸で見つかっている
過去に世界中で似たような生物の死骸は見つかっていますが、その大まかな特徴としては大体6~24メートル程の大きさです。
繊維質の表皮で覆われていますが色は白に近く、その大半はコラーゲンで生成されているようですね。
グロブスターと言う名前も英語で「漂着物」を指す「ブロブ」から取っています。
グロテスクブロブモンスターを上手くもじってグロブモンスターと言うわけですね。
余談ですが、自分がまだ小学生の頃「ブロブ」と言う名前のSFホラー映画を見てあまりの恐怖に暫く寝れなくなった事がありましたwww
今回紹介している様なブヨブヨしたゼリー状の物体が人を溶かしながら大きくなっていくと言う超大作のリメイクです!
気になった方はどうぞ→[グロ注意]https://www.youtube.com/watch?v=glzcxa7jtoI
グロブスターの正体は?
話は未確認生物に戻しますが、グロブスターの正体に関しても諸説があります。
中でも一番信憑性の高い説としてはクジラの脂肪分が何らかの形で溶け出し海岸に漂着したものとする説です。
これは色んな意味でインパクトのある説ですね。
一般的に未確認生物の正体と言う物はある程度既知の生物から発想を広げて仮説を立てて行く物ですが、脂肪分と言う事は単体で生物ですらない。
クジラの死骸が腐敗して脂肪だけ砂浜に残ったと言う事でしょうか?
それとも海中で完全に腐敗したのち脂肪だけが流れ着いたと言う事でしょうか?
ただ研究者の発表である以上脂肪分と細かく指摘されていると言う事は調査の末に導き出された答えだと思います。
又別の説としてはタコやイカの死骸だとする説があります。
確かに軟体動物と言う意味では共通点がありますが、吸盤の有無や形状から難しいでしょう。
それこそ未確認のタコやイカであれば可能性はあるかもしれませんが。
その他の説としてはやはり未知の生物の死骸だと言うストレートな物もあります。
クジラの脂肪分では無いと言う反論の一番の強みはその臭気です。
腐敗したとは言え放つ匂いがクジラなどの物とは明らかに違う事から、未発見の無脊椎動物の死骸と言う説もあります。
個人的にはこの説を推したいと思います。
未知なる大海原にはこの大きさの未知の生物がいても不思議ではない事と、何の本で読んだかは忘れましたが、ダイバーがどこかの海で海底からゆっくりふわふわと上昇して行く巨大なクラゲの様な物がサメを捕獲して又深海に消えて行くのを目撃したと言う記事も昔読みました。
(完全に題名など忘れていて申し訳ない)
恐らくこの巨大なクラゲの様な生物がグロブスターの正体だと自分は思っています。
どちらにせよまだまだ研究が進まない事には分からない事が多すぎますね。