狼より大きいオオカミ、ワヒーラ
アラスカやカナダに生息すると言われ、その存在が恐れられている未確認生物がワヒーラです。
陸上で活動するこのUMAは、非常に獰猛な性格で人間を襲うと言われています。
その昔ネイティブアメリカンの伝承にも登場し、邪悪な存在として恐れられた獣でもあるんですね。
人間を殺した後は頭部をもぎ取ってしまうとも言われています。
ワヒーラとは一体何か
その外見は狼の様だと言われています。
四足歩行する獣型UMAで、我々が知っている通常の狼よりも大きいと言われていますね。
体高自体で1メートル以上あり、脚は非常に逞しいようです。これを使って頭部をもぎ取るんでしょうか、怖いですね。
全身の色は白に近く、ここも自然界の狼と比較しても珍しい点だと思います。
一説には太古のダイアーウルフの生き残りとか、オオカミの先祖にあたる未知の生物の生き残りと言われています。
この事からワヒーラの正体は狼に近しい生物の未発見の個体と言った所になるでしょうか。他にもハイエナ説がありますが、元々アメリカ大陸では狼の化石が多く見つかる土壌もあるようです。
種類や個体数が多いと言う事は、それだけ未確認の物で生き残っている可能性もあると言う事になるんでしょうか。
ネイティブアメリカンの伝承に見るワヒーラ
色々な部族が存在しますが、ネイティブアメリカンの間ではコヨーテやハゲタカ、ウサギなど動物に神聖を見出す傾向がありますね。
又、別の種類の動物は邪悪な物として認知される場合もありますが、自然と一体の生活を送っていたからこそ人間以外の生物を神格化したり、神話が生まれたりするんでしょう。
そう言った目で見ると、ワヒーラの場合は元より邪悪な怪物として認知されていたようです。
やはり人間を襲う事も大きいと思いますが、害をなす者として捉えられていたようです。
ちなみにカナダのナハニ渓谷では、一時頭部が無い人間の遺体が見つかる事件が相次ぎました。
これらはワヒーラの仕業と本気で信じていた人たちもいた様ですね。とにかく狂暴な事は確かな様です。
全ての狼型未確認生物は一緒の物か
世界中でこの様なオオカミ型の未確認生物は意外にも多いです。
古くはジェボーダンの獣や、シュンカワラキンと言うような物もいますね。
それらの正体の説に出てくるのは、やはり未知の狼でひょとしたら各地で人に発見されず生息している種が思った以上に多いのかもしれないですね。
日本にもその昔オオカミは居たと言われていますが、時々それの目撃情報が出たりもします。
我々が思う以上に人目を忍ぶ生物で、それが今回の様な怪物と思われた可能性も十分ありそうです。
[当記事の著作権はhttps://chahoo.jp/に帰属します]2016/07/01当記事の無断転載は禁止しています。