2004年にセルマを目撃した人の証言によると、まるでタイヤの様だったと言う事です。
北欧はノルウェーの未確認生物セルマは、日本では割と遅れて認知されたUMAです。
セヨール湖で昔から語り継がれる未確認生物の正体は大蛇と言う見かたが強いですが、真相はどうなのでしょうか。
2000年代に入ってから一気に写真や動画が撮られた感じの強いセルマですが、古くはどの17世紀から目撃情報はあったようです。
性格が非常に獰猛で、時には釣り人を湖に引きずり込み食らったと言う伝承も有るぐらいですから、あまりお近づきにはなりたくない未確認生物です。
1999年に初めて姿が写真に収められ、その翌年にグローバル・アンダーウォーター・サーチ・チームと言う正式な調査隊が結成されましたが、思うような成果は上げれなかったようですね。
しかし、同年の8月には見事写真撮影に成功した模様で、その写真には体長6メートルの未確認生物が写っていたようです。
元々セヨール湖には6メートルもの生物はいない事から、これがセルマかもしくは未知の生物と言う事に相成りました。
今最も新しい情報が期待される未確認生物セルマ
こうして2000年代中期から徐々に人気度と認知度が上がってきたセルマですが、タイトルにもある通り目撃した人の情報ではまるでタイヤみたいだったと言う事です。
その他の目撃情報も集めると、やはり頭部はウマやラクダに似ていて体長はおよそ6メートルから10メートル、幅は約30センチです。
極めつけは鳴き声を発すると言う事で、これは果たして蛇なのかと言う意見もあります。
個人的には蛇は鳴かないと思いますので、そうなるとやはり未知の生物なのではないでしょうか。
一つ蛇以外で有力な説があるとしたら、それは「ヤモイティウス」説です。
ヤモイティウスとは、魚の仲間にあたりますが、古代カンブリア紀に生息していた顎のない初期の脊椎動物。
つまり、現在で言う所の特定の鰻の祖先にあたりますが、これであれば外的特徴も合致していますし、鳴き声はどうか分かりませんが蛇よりは可能性が高いのではないかと思います。
ちなみに顎が無い事によって、食物を捕獲した際は直接対象物に吸いつき、飲み込むようです。
イメージとしてはヒルなどに近いのかもしれませんね。
まだまだ謎の多いセルマについて
今回色々動画や写真を探してみましたが、意外にネット上では出回っていなく、恐らく日本よりも海外でホットな未確認生物として盛り上がっているようですね。
又、調査の際には湖に消えて行く小型の1メートルほどのセルマと思われる生物の目撃にも成功していたようで、セヨール湖では独自の生態系を築いているかもしれませんね。