キャディはカナダ北方の太平洋沿岸とバンクーバー沖で目撃、捕獲される未確認生物です。
しいのは死体が何体か過去に引き上げられていることで、写真にもばっちり収められてます。
初めて目撃の情報が残っているのは1905年にまで遡りますが、それ以降現在まで160件も目撃が相次いでいます。
他のUMAと違って存在するのは確定ですね。
キャディの正体は?
気になるキャディの正体ですが、未知の生物が発見されたと言った方が適格でしょうか、キャドボロサウルスと言う名称が付いています。
外見はと言うと、馬に似た頭部に鬣、蛇の様な長く細長い体に背中ににはコイル状の突起物があります。
尾びれは二股に分かれていて、これだけ見てもネッシーなどのレイク型モンスターとも一線を画している生物ですね。
非常に臆病な性格らしく、水中でも物音を敏感に察知して逃げてしまうと言う事です。
以前あった話では、クイーン・シャーロット島の脇で捕獲したクジラの胃から食されたキャディの死骸が半分原型を留めた形で出てきたこともあるようです。
この様に歴史上で何度も人間に発見されたUMAと言うのも珍しいですね。
そして、もう一つはやはり捕鯨船の網に幼生のキャディが捕まった事があったようです。
最大で60メートルのサイズのキャディが目撃された事もありますが、この幼生は40センチほどしかなかったようです。
ただ、それでも一通りの調査をするには持って来いだったんでしょう、これで一気に生態が判明しました。
一応下あごにはビッシリ鋭い歯が生えていて、堅いタイル状の鱗、下腹は黄色い毛で覆われていたようです。
上記の写真通りの生物だったと言えるでしょう。
何となーく頭部を見る限りは哺乳類の生物だと思いますが、食べていたものなどはまだ判明していないのでしょうか。
キャディに纏わる謎
ここまで身近なUMAで、正式に学会にまで名称が登録されたキャディですがそこは未確認生物だった際の貫録でしょうか、幾つかの不可解な謎がまとわりつきます。
先ほど見つかった幼生のキャディにしても、クジラの胃から出てきた死骸にしても現在は行方が分からなくなっていることです。
ちなみにこの死骸の方のキャディは公式にシカゴのフィールド博物館に送ったと言う記録も残っているのに、行方不明になってしまっているとの事です。
他にもキャディの写真は何枚も存在しますが、これが全部同一のキャディをカメラに収めたものだとは考えにくいんですよね。
にも拘わらずこのキャディたちはどこに行ってしまったのか。
それに保存されていれば更に多くの生態が研究できたのではないかなと思いますが、現在判明している情報はここで書いていることが殆ど全てですね。
1992年に公式にキャデイの論文が発表されました。
執筆したのは動物学者エド・バウスフィールド氏と、海洋生物学者ポール・レブロンド氏両名他多数の人間ですが、それによると主な生息域はやはりバンクーバー沖。
そして現在も多数のキャディが繁殖をしていて、一定の生態系を構成しているとの事です。
又キャディが捕獲されたり、ニュースに出てくる機会はありそうですね。
アイキャッチ画像引用元: https://cryptidz.fandom.com/wiki/Cadborosaurus_willsi