オゴポゴの頭部を近接撮影!

オゴポゴに食べられてしまった夫婦?

以前書いた記事「未確認生物、オカナガン湖のオゴポゴの姿がなかなかエグい!」の中でも書きましたが、カナダのオゴポゴは近年認知度と人気が高くなって来た未確認生物です。

水棲型のUMAと言う事で、ネッシーやチャンプ、モラーグと言った他の未確認生物と似ていますが、今回はアイキャッチ画像にもあるように気になる頭部を近接撮影した画像が見つかりました。

カナダのオカナガン湖に生息するオゴポゴですが、ネッシーなどとは違いどうやらまだ米軍の手は伸びていないようですね。
正体も今だに判明していませんが、それでもマスコットキャラクターになったりする人気のある未確認生物です。

オゴポゴの正体はゼウクロドンか?

オゴポゴ全身像
画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄

オゴポゴ最古の目撃記録は1872年まで遡ります。
当時の湖を横断する定期蒸気船の中からスーザン・アリソンと言う女性が巨大な生物を目撃したのが公的に残っている物になりますね。

その後も現在まで何人もの人に目撃されていますが、印象的なのは1974年の7月に近接接近したクラーク夫人の体験談があります。

これは、オカナガン湖で泳いでいた夫人が前方に突如湧きたった巨大な水しぶきを目撃します。
非常に透明度が高い湖と言う事も有り、巨大な怪物と言う事は容易に想像出来たようで、すぐに乗って来たイカダに引き返します。

その最中、水中で脚に巨大な何かと触れた感触があり、恐る恐る水中を見るとクジラの様な体長10メートル以上もある謎の生物を目撃しました。

特徴的だったのは、従来の水棲型未確認生物とは違い長い首が無く、直接胴体から頭部にかけて繋がっている印象だったと言う事ですね。

この事を後に専門家は太古のクジラの祖先、ゼウクロドンでは無いかと判断しました。
ゼウクロドンは既に絶滅したと見られていますが、オゴポゴはその生き残りなのでしょうか。

行方不明になった夫婦の探索にカナダ軍が出動

カラーオゴポゴ
カラーにした物 画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄

1991年には、湖でモーターボートが転覆し乗っていたリドリー・W・サムと言う男性とその妻エマが行方不明になったと言う事件が発生します。

この時は休日だった事もあり、非常に多くの人がオカナガン湖にバカンスに来ていて、モーターボートの転覆から夫婦の姿が見えなくなるまでの一連の事象を多くの人が目にしています。

結局、アボッツフォード空軍基地に屯留していたSAR(Search&Rescue)と呼ばれる特殊部隊がヘリで派遣される騒ぎにまで発展します。

このSARと呼ばれる部隊はレスキューに特化していて、雪山での遭難や海洋事故等幅広く活動し成果を上げている部隊として有名です。
日本で言う所の自衛隊がレスキューをしている感覚でしょうか。

現場であるオカナガン湖上空に着いたのは既に事故発生から1時間も経っていたようで、隊員の中にも焦りはありましたが、はやる気持ちとは裏腹にひっくり返ったモーターボート以外は何も目視で発見出来ない状況です。

その時、隊員の一人が奇妙な物を発見します。
それは、現場付近を泳ぐ巨大な生物でした。

オゴポゴの写真は上司に提出された物

モーターボート転覆事故現場付近で泳ぐ巨大な未確認生物を見ながらSARの隊員3人は驚きながら事態を把握しようとします。
一見その巨大な生物はクジラの様にも見えたからですね。

会話の中に出たと言われている物として、
「爬虫類じゃない」
「多分哺乳類だ」
「湖にクジラはいないぞ」と言った物が記録に残っています。

この事からも一見して混乱を招く様なフォルムと大きさだった事が伺えますが、ただちにこの3人の中で一つの意見でまとまります。
それは、

  1. この生物がかの有名なオゴポゴではないかと言う事
  2. 夫婦の乗ったモーターボートはオゴポゴに衝突したのでは?

と言う事です。

その後直ちにヘリ内に常備してある記録用のカメラで撮影されたのが今回のアイキャッチ画像になっている物です。
様は、結果報告書として上司に提出する際に添付された衝撃の写真だったんですね。

その他隊員の一人は自分のカメラでも撮影したようですが、その写真も先の物と一緒に「どうだ」と言わんばかりに提出書類に添付されていたと言われています。

結局夫婦の遺体が発見される事も、陸に打ち上げられる事も有りませんでした。

オゴポゴの真相は闇の中に

写真を見ると口から凶暴そうな牙が数本見て取れます。
他にも顔のパーツの特徴等から爬虫類や魚類ではなさそうですね。

やはりオゴポゴは哺乳類なのでしょうか。
ゼウクロドンがどのような顔をしていたかが判明すれば再度オゴポゴの正体に迫れそうな気もしますが。

話は行方不明の夫婦に戻りますが、後に旦那のほうは株式証券のインサイダー取引に関わっていた事も判明しています。
この事から、転覆事故に見せかけて湖を泳ぎ切り、そのまま逃亡したのではとの意見も出ましたが、現場に駆け付けたSARの隊員は今だに夫婦はオゴポゴに食べられたと信じている様ですね。

仮説ですが、モーターボートと衝突した現場に一時間もオゴポゴが居たのも、溺れる人間を餌だと認識し、まだ他にもこの付近で餌があるかもと待機していた可能性もあります。

年を取って老齢なオゴポゴなら一般的な魚類を追って食べるよりも、溺れてもがいている人間の方が楽だったんではないでしょうか。

最近のUMAとしては、ここまで物的証拠もあるのに正体が判明していないのは珍しいですが、一説にはカナダ政府の背景にはアメリカの政府の圧力も掛っていると言われています。

他の未確認生物と同じで裏から何か情報を入手しているのかもしれませんね。

アイキャッチ画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄

オゴポゴの頭部
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