アメリカウィスコンシン州のぺピン湖に住むと言われている未確認生物がペピーです。
他のUMAと違って面白いのは、存在を確定させるレベルの撮影や物証を持ってきた人には5万ドルの懸賞金が渡されると言う事ですね。
村おこしの一環かもしれませんが、なかなか秀逸なアイデアだと思います。
元々ネイティブアメリカンの時代からこの湖には怪物が住むと言う伝承があったようですから、懸賞金を掛ける背景も整ってはいたようです。
イマイチマイナーなペピーについて
ぺピン湖自体が有名なネス湖と形状が似ているらしく、ネッシーと同じ生物だとする意見もありますが、何せ目撃情報も写真も多くない事もあり、いまだに謎に包まれている生物ですね。
地元の年鑑誌「ミネソタ年鑑」にも記述があるみたいですが、古くは1871年の4月に水面を泳ぐペピーが目撃された記録があります。
その後近代化の波がぺピン湖にも訪れると、目撃者も増えていったようですが、今だにイマイチなUMAと言う感覚は拭えないですね。
おしむらくは認知度がもっと上がれば人気になりそうな気もするんですけど・・・。
1987年に初めてその姿がカメラに収められていますが、その時の目撃情報も合わせると体調は約20メートル、体の色は暗い黒色をしていて頭部は小さかったようですね。
背中にコブもあって、形状としてはシーサーペント型と言う説とネッシーの様な竜脚類に近い説とありますが、個人的には写真を見た感じネッシー型に近い気もします。
ここまで目撃情報が少ない事の一つに内向的な性格が挙げられています。
というのも、ペピーは非常におとなしく臆病なので、人の気配や物音ですぐに逃げてしまうようですね。
せっかくなのでそこはもう少しダイナミックに活動してくれたらUMAファンとしては嬉しいんですけど。
ペピーの正体は魚類?
目撃情報の中には船で釣りをしていて、わりと近くで目撃した情報もあるみたいです。
目撃者の証言によると、最初は流木かと思ったようですが、水面から出ている部分だけでも約6メートルほど、色は薄暗い緑色で随所に黄色があったようですから、若干グロテスクですね。
流木と間違えたと言う事はシーサーペント型なのかもしれませんが、最近の説ではぺピン湖に住む他の生物と同じような巨大な魚が正体と言う説もあります。
と言うのも、ぺピン湖には沢山の大型の魚が生息していて、種類としてはチョウザメ、パイク、カワカマスなどがいます。
特にチョウザメは他の水棲型未確認生物の正体としてちょいちょい名前が挙がるほど、実はペピーはチョウザメが巨大化した物が正体かもしれませんが、少し調べてみたらあまりぺピン湖にはチョウザメの生態数は多くないみたいですね。
仮に未確認生物では無く既存の巨大な魚が正体だとすると、候補としてはカワカマスあたりでしょうか。
にしても20メートルもある魚だったらちょっとダイナミックすぎますねwww