オーストラリアの未確認生物バンイップは日本よりも海外で有名なUMAかもしれません。
このバンイップも元々は先住民族アボリジニの間の伝承で伝わっていた悪しき精霊がモチーフになっているようです。
現代になるにつれて、川や沼などの水辺に生息すると言われている未確認生物にとって代わったような存在の様ですね。
色々謎の多いUMAです。
こうした民間伝承からそのまま未確認生物の名前まで紐づけられた例は非常に珍しいと思いますが、伝承ではその姿形は様々で、バンイップをモチーフにしたイラスト等も実に色んな物があります。
毛皮に覆われた物から、トカゲやワニの様な体表を持った生物だったり、様々なのが伝承の内容ですね。
目撃情報を合わせると一応二種類の形態が存在するようで、一つは体長約1.4メートルのアザラシに毛が生えたようなタイプと、もう一つは雄牛ほどの体型でおよそ体長4、5メートルの物が存在するようです。
性格は非常に獰猛で、昔から人間も襲って食べるとの言い伝えもあります。
後述しますが、実際に未確認生物に取って変わった際にも特徴として共通します。
実在した!?バンイップの正体とは
1800年代から目撃情報はあるものの、現在まで写真に撮られた事もないあたりを加味して考えると、非常に稀な未確認生物、それも絶滅に瀕しているようなレベルの物だと言う説があります。
正体は未知の大型獣だとだけ言われていますが、後は可能性があるとしたら既存の生物の誤認、突然変異でしょうか。
中には太古の恐竜時代の四足動物の生き残りだと言う説がありますが、これこそ正に絶滅に瀕した大型獣ですよね。
一番有名な目撃情報は、マクガイア側のほとりで犬の様な顔に、手足が鰭の生物に遭遇した事例があり、すぐに現地で調査を行った所未知の足跡と食いちぎられた羊の死体が見つかったようです。
獰猛な性格も伺えますね。
流石先住民族の間でも「不幸を呼ぶ者」と言う異名を付けられただけあるなーと思ってしまいます。
個人的な見解ですがオーストラリアは文字通り未確認生物がまだわんさかいるような気もします。
割と温暖な気候、森もあり湖も有り、そして一番の要因は19世紀まで移民が来ていなかった場所なんですよね。
それこそ最初にヨーロッパやアメリカから移って来た人の目には奇妙な生物がいっぱいだったんではないでしょうか。
コアラとかカンガルーとか。
バンイップもそうした観点から考えると、まだ人の目に触れていない肉食の大型獣が湖や川のほとりに生息しているのかもしれません。
本格的な調査隊とか組めば他のUMA、それこそネッシーとかビッグフットなんかよりも簡単に見つかりそうな気もしますが早計なんでしょうかwww