ナーガは元々インドの神話に出てくる蛇の神様です。
日本ではどちらかと言うとRPG等のゲームに登場するキャラクターの方がなじみがあるかもしえれませんね。
イメージとしては上半身は人間で下半身が蛇と言うキメラ生物的なフォルムが多いですが、元来ナーガは蛇そのものの姿かたちでした。
インドから広まり主に東南アジアの国々でナーガは信仰されています。
メコン川に潜むナーガ
この、神話に起源を見いだせるナーガと同じ名前の未確認生物がメコン川にいるとの事です。
目撃情報も一応あるようで、中には体長が70メートル程もあったと言う事ですが、真偽は如何でしょうか。
日本の仏教や文化にも色濃く影響を与えたナーガは、龍の原型だと言う意見もあります。
龍をモチーフにした絵画や彫刻等は現在でも日本各地の寺社仏閣で目にする事が出来ますが、同じ扱いでタイなどの国では寺院に蛇の彫像が多くみられる様ですね。
もちろんこの蛇がナーガなんですが、「パヤ・ナーク」とも呼ばれている様ですね。
意味は蛇将軍だそうです。
話はメコン川に戻しますが、このナーガの名前を冠する程ですから、そのフォルムはやはりシーサーペント型のUNAと言えるでしょう。
メコン川の近くに住む村人の中にはリアルに信じている人も居て、バチが当たらないように丁重に扱っていると言う人もいます。
小話ですが、どうやらナーガは赤い色に反応するらしく昔赤い服を着た少女がメコン川を船に乗って移動して居た所、ナーガに水中に引きずり込まれそのまま死体も上がらなかったと言う話もあります。
本当だったら怖い話ですが、今でも観光客が赤い服を着ていると露骨に嫌がる人もいるとかいないとか・・・。
有名なナーガの火球
もう一つ観光の名物にもなっている物にナーガの火球があります。
これは、宗教的にも大きな意味合いを持つ仏教徒の四旬説の際に、川面から高さ20メートル位まで光り輝く火球が上がるみたいですね。
少し前にテレビ番組の「世界の果てまでイッテQ」でもやっていましたが、本当にカメラでも捉えてました。
確かレポーターはチャンカワイさんだたっと思いますがwww
実はこのナーガの火球、有力な説としては川底のメタンガスが大気中に発生するからだと考えられています。
時期も特定の季節に偏っているので、気温も関係しているとの見方が強いですが、調査の結果メコン川は川底には砂が沢山あってメタンガスの発生は考えられにくいみたいです。
そうなるとこの現象も一気に原因不明の物になってしまいますが、未確認生物が本当に水中から火球を出してたら興味深いですけどね。
気になるナーガの正体は?
実はナーガの正体は現在でも不明です。
蛇なのかはたまた別の何かなのか現在でも明らかになっていませんが、現地ではやはりパヤ・ナークは実在していると信じられていますので、当分はそのロマンを壊さない方が良いのかもしれませんね。