東アフリカのケニアで目撃されたナンディ・ベア
人類の起源とも言われるアフリカ大陸は、他の動物たちにとってもルーツと言えると思います。
東アフリカに位置するケニア。この国のナンディ地方と呼ばれる地域に出現する未確認生物にナンディ・ベアがいます。
このナンディ・ベア、非常に現地の人間には恐れられた存在で、色々話をまとめてみると非常に凶暴な事が伺えます。
別の呼び名では元々現地の言葉で「チミセット」と呼ばれていましたが、他にも「ゲテイト」とも呼ばれています。
アフリカのUMAに多いのは、このナンディ・ベアの様に呼称が複数ある事ですが、ゲテイトに至っては直訳すると「脳を食べる者」と言うグロい意味がある様ですね。
この事からも如何に恐れられてきたかが分かりますね。
世界に知られるようになったのは100年前ほど
このナンディ・ベア、昔から現地では語り継がれて来たようですが、ヨーロッパを始め広い地域に知られるようになったのはおよそ100年程前の事と言われています。
と言うのも、イギリスの探検隊が当時この地方を調査していた際に遭遇した事に端を発します。
一見すると熊の様にも見えた事から、現在でも地方名を取ってナンディ・ベアと呼ばれるようになりますが、その実正体は明確に分かっていません。
当時よりアフリカのこの地域に熊の生息は確認されていなく、おかしいとなったわけです。
そこで現地の人間と話をすり合わせてみると、どうも昔から語り継がれる「チミセット」と被る部分が多い。
しかし、話は一周してチミセットの特徴もまとめてみると熊の様なフォルムと行動パターンが一致する点が数多く出て来たと言います。
一点だけ特筆すべき特徴があるとすると、それはハイエナに似た顔をしていると言う事でした。
ナンディ・ベアの正体は
一説には体長は3メートルもあると言われ、主に深夜行動すると言われています。
寝ている人間を襲い、頭部を食べる事からゲテイトと言う名称も付いた様ですが、熊ともハイエナともつかないこの未確認生物は一体何なんでしょうか。
元々アフリカ大陸は北方に熊が生息していたとも言われています。
現在ではどう分かりませんが、この種類の熊が南下していて、人知れず生息していたのがナンディ・ベアではないかと言う説が今の所有力です。
より細かい正式調査が行われないと不明な点は多いですが、他には洞窟に生息する種類の熊の生き残りと言う説もあります。
どちらにせよ広いアフリカ大陸で、長い間極力人目に付かない所で生活してきた熊と言う見方が強い様ですね。
ハイエナとも似ていると言う点が気がかりになりますが、ひょっとしたらアフリカには未知の熊が生態系を築いている可能性があると言う事になります。
[当記事の著作権はhttps://chahoo.jp/に帰属します]2016/04/14当記事の無断転載は禁止しています。