タッツェルブルムはスイスの山岳地帯、アルプス山脈に潜むとされている謎のUMAです。
上の写真を見てもらうと分かると思いますが、蛇に前足が付いたような、薄気味の悪い未確認生物ですね。
一説によると猛毒を持ってるなんて情報もあります。
正体もはっきりとは分かっていなくて、冬に目撃情報が激減する事から(冬にアルプス山脈に沢山人が行くとも思えませんが)、蛇の亜種ではないかと言われています。
もちろん未確認生物ですよ。
その歴史は案外古く、中世から目撃情報があるようです。
タッツェルブルムで画像検索すると、確かに中世時代の絵画だと思しき画像もいくつかヒットします。
現地の人には馴染みのある生物だったんでしょうか。
日本で言う所のツチノコみたいな感じですかね。
何とタッツェルブルム二種類存在する?
下の画像を見比べて下さい。
↑コチラはネコ型のタッツェルブルム。
↑コチラはドラゴン型と言われるタッツェルブルムです。
どうでしょうか、同じ生物の目撃情報を元に書かれた二枚の画像がここまで乖離しています。
これは他のUMAと比較すると珍しい現象です。
どちらの形態にしても、絵画はこれだけではありません。
他にも両モデルごとに何枚か存在しているので、正体に関しての憶測は当時スイスを始めとしたヨーロッパ諸国で何かあったのかもしれませんね。
ジェボーダンの獣の陰謀説の様に、それこそ政治的背景とかwww
このタッツェルブルム二種類説は、真剣に提唱している学者もいるようで、目撃情報の一部にあったカギツメを持った生物と言う意味ではドラゴン型の方が可能性は高いのでしょうか。
まあ、冷静に考えたら確かに猫の頭部と両腕を持った蛇は考えにくいですしね。
まだトカゲや蛇の亜種の可能性を残した方が良いのかもしれません。
後はこんなのも。↓
上記三枚目の写真は作り物っぽくも見えてしまいますが、真偽は不明のままですね。
一応参考までに貼って見ましたが、こう見ると愛らしくもあります。
古代にはまったく同じような生物がいた?
この画像は一瞬見るとゲッと思うかもしれませんタッツェルブルムの物ではありません。
内容はジュラ紀に今のイタリアはペルージャあたり、昔はウンブリア地方と呼ばれている所から出土した無脊椎動物の化石だそうです。
ただし、そのフォルムは現代のタッツェルブルムと瓜二つですね。
案外すんなりこの化石の生物が山奥でひっそりと生き残っていたのがタッツェルブルムの正体なんじゃ無いのかとも思ってしまいますが、実際はまだまだ研究が続いているようです。
ちなみに科学者はこの化石をジュラッシックタッツェルブルムと名付けたそうで、日本人の自分らが思っている以上にヨーロッパではメジャーなUMA何でしょうか。
寂しい事に、ここ最近は目撃情報もぷっつり途絶えてしまっているそうで、研究も調査も進みませんね。
生きてて欲しいなとは思いますが、又追って情報が入りましたら掲載してみたいと思います。
アイキャッチ画像引用元: https://itsnature.org/l