今回はシベリアのハイール湖と呼ばれる湖で目撃される未確認生物の記事です。
たまにいる正式名称が決まっていないUMAですね、名前もそのまま「ハイール湖の怪物」ですから。
正体は恐竜の生き残りの雷竜か!?
ハイール湖の怪物の怪物は目撃情報が鮮明で、少なくとも当時はこの湖に未確認生物がいた事はほぼ確定です。
目撃者が同時に数人いる事もそうですが、他の水棲型の未確認生物と大きく異なる点は陸上に上がってきた事ですね。
まだまだソ連時代だった頃まで遡りますが、時は1964年の事、モスクワ大学の科学者数名がシベリアに鉱物資源の調査に赴いた際に目撃したこの怪物はそこで一気に有名になりました。
新聞などでメインに名前が取りざたされた人はクラッドキークと言う方ですが、彼は湖から巧みに足を動かし湖畔に上がって草を食べるところまで目撃しています。
このハイール湖の怪物の外見上の特徴は、巨大な体躯は真っ黒で背中に鰭が付いていました。
首は細長く、その先にある頭部は比率としては少し小さめだったようですね。
ここだけ切り取るとネッシーやチャンプと同じレイク型モンスターの特徴を踏襲している感じもしますが、ポイントは足があったと言う所でしょうか。
その後、真っ先に仲間に話した所、やはりというか懐疑的な目で見られたクラッドキークは再度仲間を連れて湖を訪れます。
何と、そこでも同じくこの怪物は現れクラッドキーク意外の人間も多数目撃した事から一気に信憑性が増しました。
二回目の遭遇に関しては、陸上に上がった形跡は無かった様ですが、長い尾を巧みに使い水しぶきを上げながら頭部→背中の順で姿を見せたようです。
その存在はほぼ確定と言えるぐらい詳細な目撃情報ですね。
あくまで目撃情報を元にした見解ですが、恐竜のプレシオサウルスに非常に良く似ていたと言う事です。
正体の有力な説はカバの様な素中にも適応した草食性の哺乳類と言う見方が強いですね。
後者の方は専門の研究者の見解の様ですから、非常に確度の高い説だと言えますが、未確認生物フリークからしたら本音は恐竜の生き残りであって欲しいと思います。
いずれにせよ北方の湖で生態系を脅かさられる事も無く今日まで独自の生活を営んできた可能性が高いです。
ハイール湖の怪物が雷竜だったら
基本的に長い間雷竜と言うのはその巨体を支えるために水中で生活していたとの見方が強かったです。
最近の研究で、以前よりも実は陸上の生活時間の方が長かったのではないかとの見方も出て来ていますが、真相は分かりません。
仮にハイール湖の怪物が雷竜だとしたら、陸上よりも水中にいる時間の方がはるかに長いですから、昔ながらの説の方が信頼性が高い事になりますね。
ハイール湖の調査などは現在どのようになっているかは判然としませんが、情報があまり入って来ない所を見ると長らくその姿を人前に見せていないのかもしれませんね。
■追記
ここまで書いてあれですが、冒頭にも名前が出たクラッドキークと言う方、実は科学者では無かったと言う説もあり、ハイール湖の怪物自体が創作の可能性も出てきました。
ただ、クラッドキーク以前にも少ないながら目撃者が居る事から完全否定は出来ませんが、真相は不明のままです。
追記した内容のソース自体も信憑性が高いわけでは無いですが、とりあえず報告まで。