スコットランドにも類人猿型の未確認生物がいた
ヨーロッパはスコットランドのベン・マックドゥーイ山に「ビッグ・グレイマン」と呼ばれる未確認生物が出没するようです。
この未確認生物、結論から言うとビッグフットやイエティ等の類人猿型のUMAなんですが、アメリカ大陸やアジア付近以外にもこの様な未確認生物が居るのは少し新鮮ですね。
このベン・マックドゥーイ山と言う山自体も古くから有名で、色々な文献や伝承に出てくる山でもあります。
ビッグ・グレイマンは妖怪チック
元々ビッグ・グレイマンは未確認生物としての側面だけでなく、古くから登山者の心を掻き毟る様な謎の存在としても語り継がれてきました。
日本でも山に出没する妖怪の話は幾つもありますが、そう言った超常現象的な物として話に挙がる事もあるわけです。
しかし、それだけでなく何かしらの巨大な生物がこの山には居ると言う事で、中には襲われた記録も残ってたりします。
個人的な見解になりますが、どうもヨーロッパの昔の人は幽霊とか謎の存在にグレイ=灰色を関する事が多く、似たようなグレイマンのネーミングを関する物ではやはりスコットランドの民間伝承にも出てきます。
こちらは類人猿等とは又違い、昔の貴族の格好をしていて全身が灰色に見えるんだそうです。
特徴的なのは非常に大きい幽霊で、月が出るのと一緒に現れるとの事、そしてグレイマンは時たま奇声を発する様ですがその声を聞いてしまうと死んでしまうと言う物です。
同じスコットランドで舞台は山に移っても、この巷で騒がれていたグレイマンのディティールがそのまま持ちこされた感じでしょうか。
登山者達が山の中で不意に不安に駆られたり、通り慣れた道なのに迷ったりするのはこの怪異が原因と考えられそのまま認知された物がビッグ・グレイマンの様です。
未確認生物としてのビッグ・グレイマン
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは未確認生物としてのビッグ・グレイマンです。
まずはその特徴から見てみましょう。
身長は2.5メートルから3メートル、かなり大柄な生物です。
前身はご多分に洩れず毛むくじゃらで、筋骨隆々、頭頂部はいささか平らな様ですが概ねビッグフット等をイメージしてもらうと良いかと思います。
少し違うのは全身を覆っている毛の色は灰色と言う事ですね。
これもグレイマンのネーミングの一端を担っているんだと思いますが、毛が灰色と言うのは珍しい特徴なんではないでしょうか。
木が多い茂る山の中でも時速70キロ程の猛スピードで走ると言われていて、ベン・マックドゥーイ山自体が非常に霧の濃い山なんですが、その中を疾走すると言う事でインパクトは大ですね。
先程は超常現象的なビッグ・グレイマンの話をしましたが、後ろから追いかけられているのに振り向くと誰も居ないと言う報告もあり、未確認生物と超常現象の境目があいまいになっているのも大きな特徴のUMAです。
著名な登山家も追いかけられた
ノーマン・コリーと言う名の著名な教授で登山家も過去に追いかけられた事があるようです。
時は1891年と大分古いですが、ベン・マックドゥーイ山を下山している際に後方からビッグ・グレイマンが追いかけてきたそうです。
その時は恐怖で無我夢中で逃げて来たという記録があり、他にもビッグ・グレイマンを銃撃したと言う人の記録も残っていますね。
銃撃の記録は1943年10月の事の様ですが、残念ながらこちらのケースは登山家の名前も不明です。
銃撃されたにも関わらずビッグ・グレイマンは怯むことなくこの登山家の方へ向って来たとありますから、肝が据わっていると言うか若干野生離れしている印象も受けますね。
一応この未確認生物の足跡も発見されていて、その大きさ約35センチ程と言う事ですからかなり大柄な類人猿型未確認生物です。
基本的には他の国で報告されている様なUMAと類似したタイプだと思いますが、記録も含めて大陸から海を隔てたスコットランドにも古くから二足歩行する未確認生物が生息していると見て間違いはないでしょう。
ここ最近はあまり目立った報告も無い様ですが、まだ生存しているとしたら胸アツですね。
今後の動向に期待です。