ティラノサウルスを現代に蘇らせたら羽毛があった

未確認生物としてのティラノサウルスが現代に

ティラノサウルスと言えばKing of 恐竜と言っても差し支えが無いくらい有名です。
時にT-REXとも呼ばれるこの恐竜は、映画ジュラッシックパークを始めとして様々なエンターテイメントの中にも登場します。

今回ご紹介する記事は、そんな太古の恐竜ティラノサウルスが現代に蘇った話です
正確には科学の力で蘇らせたと言った方が正しいですが、アメリカ軍のバイオ技術によって可能になったんです。

そしてその姿は兼ねてから言われていた「恐竜には羽毛が生えていた」と言う説を裏付ける結果になりました。
アイキャッチ画像がそのティラノサウルスです。

ティラノサウルス復活は正に映画を地で行く大発見

映画ジュラッシックパークでは樹液の中に閉じ込められた蚊の血液から恐竜のクローンを生みだす話です。
これと似たような技術で現実にもティラノサウルスは復活しました。

具体的に言うと、2005年の春にノースカロライナ大学の研究グループが太古の化石の中より生きた細胞を発見したんです。
それは大腿骨の中にあり、主に血管、赤血球、筋組織が見つかりました。

発見者はメアリー・シュワイツァーと言う方で、このニュースは当時日本でも放送されていたのを覚えています。

その後新たにハーバード大学の研究グループも加わり、焦点はDNAを抽出出来るかどうかに絞られました。
どうやらこの段階で鳥類のアミノ酸配列と極めて似ていると言う内容で一度論文が提出されています。

しかし、現実的に考えて6500万年前の生物の生きた細胞が存在する等あり得ないと思う方が普通です。
否定派の学者も様々な意見を出し、懐疑的な物も沢山耳に入って来るようになります。

6500万年前と言う時系列が誤っていたのか?バクテリアを誤認したのでは?
こう唱える学者も沢山出て来た訳ですね。

ティラノサウルスの細胞は軍に流れた

上記の論争は一旦下火に入り、例え太古の恐竜でも生きた細胞を抽出できる場合も有ると言う結論に達した様です。
しかしこの間にも事態は水面下で動いていました。

ルートまでは分かり兼ねますが、このティラノサウルスの細胞をアメリカ軍が入手したと言う事です

バイオ兵器と言うと胡散臭さは満載ですが、国が大きく利益を上げるには軍事産業が効率的だったりします。
アメリカ軍は兼ねてからここに重点を置き、他の国よりも大きく水をあけたいがために未確認生物の捕獲に取り組んで来ました。

現在でも未発見とされている生物の細胞はそのまま軍事に応用出来そうですし、医療にも寄与出来るかもしれません。
いわゆる可能性は無限大なんですね。

この観点から秘密裏に世界各国の目ぼしいUMAの殆どはアメリカ軍が既に研究しています。
未確認生物は言ってみれば怪獣と同義語なんですね。

生態が不明なだけにどんな利益をもたらせてくれるかも全くの未知と言う訳です。
この研究は植物にも向いている様ですが、やはり本腰を入れているのは未確認生物のようです。

書籍UMA完全ファイルによると、テンプルトンと呼ばれる軍の研究員が例の細胞を使ってティラノサウルスの復元に成功しています。
幸か不幸か細胞自体に欠損部分があまり見られず、研究過程で補うべく部分はグリズリーを用いて研究を進めました。

結果としてバイオクローン技術によるティラノサウルスが誕生した訳です。

ティラノサウルスは哺乳類だった

ティラノサウルスは哺乳類
ティラノサウルスの子供 画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄

それまでのティラノサウルスのイメージと大きくかけ離れていたのが羽毛の存在です。
冒頭でも書いた様に、一昔前より恐竜には毛が生えていたと言われて来ました。

我々一般人のイメージは鋭い爪と牙、冷たい目、そしてザラッとした質感の皮膚が代表的だと思いますが、現代に生まれたティラノサウルスを見ると大きく違います。

特筆すべきは外耳です。
頭部の外側に大きな耳があるのが見て取れますが、これは哺乳類の代表的な特徴です。

他にも実は羽毛と思われた毛は体毛だったりとか、鳥類とは又違う特徴が判明したんです。

中でも驚きなのは腹部に育児嚢があった事です。
これは何かと言うと、カンガルーのお腹にあるあの袋です。

ティラノサウルスは哺乳類の中の有袋類だったと言う事です。
実はこの研究の当初は生まれたばかりのティラノサウルスは何匹も死んでしまったようで、試しに空輸にて雌のカンガルーを送ってもらった所率先してお腹の袋に入って行き、その後は順調に成長する様になりました。

更にそれまでは化石からティラノサウルスの手の指は二本とされてきましたが、これも生まれた時は三本あり、成長と共に抜け落ちて二本になる事も確認されています。

ティラノサウルスは今後どう成長するのか

何ともここまで書いていると外見の愛くるしさも相まって愛着の湧くティラノサウルスですが、最終的に映画の様に体長20メートル前後まで成長するんでしょうか。

答えはNOらしく、6500万年前と比較して今と重力が違うようで、結果的に成長しても一般的な犬ぐらいにしかならないようです。

現実にはこの研究も今だに世に発表されていませんから、現在のティラノサウルスがどうなっているかは不明です。
恐らく何らかの研究に使用されていると思いますが、それが生物兵器なのか、医療に使用されるのかは何とも言えませんね。

この研究より後の2012年に、中国北東部で羽毛の着いた状態のティラノサウルスの化石が発見されました。
これもアカデミズムの沽券も関わるので体毛では無く羽毛で通すんでは?と言う話もあるようです。

いずれにせよ太古の恐竜が現代に完全復元されたのと、その外見が従来のイメージと大きくかけ離れていたのが驚きでしたね。

アイキャッチ画像引用元:[超保存版]UMA完全ファイル 著者:飛鳥昭雄

ティラノサウルス
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