度々未確認生物の目撃地として名前が出るニュージーランドですが、その中にも古くから存在する割に今では忘れ去られた未確認生物がいます。
名前はタウポモンスター、タウポ湖に生息すると言う事からこの名前が付けられました。
先ずはあまり聞き馴染みの無いタウポ湖から簡単に見て行きましょう。
タウポ湖はニュージーランドの北東に位置する湖で、琵琶湖と同じような大きさの湖です。
水質が非常に綺麗で、透明度も高い事から今では観光地としても賑わっているようです。
円形のこの湖に生息すると言われているのがタウポモンスターですね。
いわゆる一般的な水棲型の未確認生物のフォルムを取っているようで、ネッシー型と言えるようです。
しかしながらこのタウポモンスターは現在ではその姿はあまり目にかける事は出来ないようです。
それに関しては一体どういう事でしょうか。
ネッシーブームに便乗した伝説の怪物
元々タウポ湖に未確認生物がいると言う事は原住民の間で囁かれていた伝承です。
となるとその歴史自体は非常に古くなりそうですが、そのまま現地では土着の伝承として残っていたんではないでしょうか。
日本で例えるとどこそこの湖には昔龍が居て徳の高いお坊さんに退治された的な話は良く観光にいった先などで耳にしますが、それと同じような感覚の話しなのかもしれませんね。
では、一時とは言え何故そのタウポモンスターの名が世間に知られる事になったかと言うと、背景にはネッシーブームがありそうです。
最早キングオブ未確認生物と言っても過言では無いネッシーは、ビッグフットと並んで世界的に有名なUMAです。
当時も日本のみならず世界中で有名になりました。
要はちょっとしたネッシーブームとも言える事柄が起こったんです。
あくまで憶測ですが、その時にニュージーランドにも何かいるぞってな事でタウポモンスターが引き合いに出されたんではないかと推測します。
そしてそのままタウポモンスターの事はそのまま割と最近まで引き継がれてきたと言う所でしょう。
未確認生物と村おこし
このサイトでも何度か書いていますが、地域の活性化と言う意味で未確認生物の存在を前面に打ち出して観光地化される地域は多々あります。
確かにその近辺に観光する人からしたら、何か得体の知れない生物が存在しているとなると行ってみたくなりますね。
それが湖でも山でも同じことだと思いますが、タウポモンスターも同じように名前が先行してしまった生物なのかもしれませんね。