モノスはその写真があまりにも衝撃的な事もあり、この手のUMA関連の書籍やサイトには必ず登場します。
確かに実際ジャングルでモノスと遭遇したら相当驚くと思います。
それ位不気味な写真ですよね。
攻撃的なモノスと交戦した後射殺
この写真が撮られたのは、1920年にスイスの地質学者であるフランソワ・ド・ロワ率いる調査隊がジャングルで遭遇したモノスの死体を撮影したものです。
大型と言うのは訳150センチの身長だったと言いますから、確かに猿にしては大きいですね。
この二頭は調査隊を激しく威嚇し、物を投げつけてきたようです。
驚いた調査隊が銃で応戦し、その場で一頭を射殺、もう一頭は森の奥に逃げて行ったようですが、その後死体を灯油缶の上に座らせて、倒れこまないように喉につっかえ棒をして写真を撮りました。
スペイン語で猿を意味するUMA、モノスを一躍世に知らしめた写真です。
モノスの特徴としては、尻尾がなく腕が異常に長いです。
そしてその声は非常に耳障りで、全身黒い毛に覆われ攻撃性が高い猿の仲間みたいです。
この写真が世に出たことで様々な研究が行われ、現在ではクモザルの一種ではないかと言う説が通説となっていますね。
交戦した時の状況としては、この射殺されたされたモノスが寸前にもう一頭をかばい被弾したようで、類人猿に見られるコミュニケーションが見られた事から独自の生態系を築いている可能性は高いです。
そのご死体はどうなったかと言うと、解体され食料として食べられてしまったようです。
又、ウィキにも書いてありましたが、証拠にと頭蓋骨を持ち帰る予定ではあったようですが、帰途の途中破損、破棄されたとあります。
もったいないですね。
モノスの正体は意外に既存の猿だった?
近年になって、この写真には様々な疑惑が付きまといます。
と言うのも、この写真だけでは証言の判断が付かない事と、一連のフランソワ・ド・ロワの行動にも疑問点が沢山ある事から、今ではある種の偽造写真とみなされています。
ただ、他の未確認生物のねつ造と違うのは、はっきりと死体の写真が残っているのは確かだし、交戦したのも恐らく本当でしょう。
問題はモノスの正体です。
はっきりと断定はできませんが、現在では一番有力なクモザル説に見られるように、既知の猿を未確認生物として捏造したと言う意見が強いです。
特定の環境では生物も予想の範囲を超えて肥大する事も多々あるもの、それと同じくあくまである特定の猿の種類ですが、たまたま個体種が強く出た猿をモノスとして世間に公表したと言うのです。
そもそも、この写真も灯油缶、背景、モノスの死体と専門的に比較してみると実際は70センチ前後しか身長が無いとの見解も出ているようです。
尻尾が無かったという部分に関しても、真正面からの写真なので確認のしようが7ありませんし、後ほど解体して居る事から撮影の前に切り落とすなどの加工を施してあるかもしれませんね。
帰途の際に破棄した頭蓋骨に関しても、貴重な物と言う認識を持っていたであろう地質学者が破損した位で破棄するだろうかと言う見方もあります。
確かに破片を持って帰ってきてくれるだけでも大分研究は違ったのではないでしょうか。
やはりモノスは既存の猿が少し特徴があった個体を改ざんした存在なのでしょうか。
特に歯の本数などが分かればどの種の猿か解明できたようですが、今となっては真実は永遠の闇の中ですね。
仮に本当に尻尾が無く歯の本数によっては未確認生物の発見と相成ったようですが。
余談ですが、2011年には日本のテレビ局が撮影に成功したようです。
自分も見ましたが、少しモノスとは違うような・・・・。www