“見てはいけない”アガリビトとは

皆さんは“アガリビト”を知っていますか?

山の神である、登山遭難者のなれの果て、祟りそのもの等語られているアガリビトですが、今回はアガリビトとは一体なんなのか?会ってしまったらどうなってしまうのか?

アガリビトそのものについてや対処法について、様々な証言等を元に考察してみました。

アガリビトとは

アガリビトとはどういった存在なのか、それを知らない人は多いかと思います。

実はアガリビトが本来どういった存在なのかは明かされていません。私達の価値観やとらえ方では計り知れない存在なのです。

アガリビトについて語られているもの、正体について考察されているものがあります。こちらを読み解いていきましょう。

アガリビト=神様

山に魅入られてしまった人や、登山中に遭難してしまった人が山の神聖な気に当てられて人として格を上げた存在

“アガリビト”になってしまうという話があります。

人から上にあがる、としてアガリビトと言われているそうです。

目撃情報等もあり、目撃情報を元にするとアガリビトの見た目は

【四つん這いである】
【全裸で下着だけを履いている】
【どこか虚空を感じさせるような光のない目をしている】

等が上げられていました。

アガリビトとして格が上がってしまった元人間なので、見つけた人を同じ場所に引きずり込もうとして、どんどん人を攫って行ってしまうそうで、アガリビトを見つけたらすぐに逃げろ” と言われています。

アガリビトとは人が決して相対してはいけない、そのような存在であると筆者は考えました。

しかし本当にアガリビトに連れ去られてしまった人はアガリビトになってしまうのか、それともそのまま亡くなってしまったのかは分かりません。

ここで1つ一体アガリビトと遭遇してしまった人はどんな人なのか、あまり想像できないと思うので体験談を掲載したいと思います。

体験談

昨日、登山としては遅い昼頃に山に入り、日没間近の下山をしました。その時の下山中のことです。

私が最後の登山客だったため、周りには人は誰もおらず 深い森の中で私はたった1人でした。

私はこの日、鹿に6、7頭と猿2頭に会いました。しかし、そのどちらでもない生き物がいました。熊に警戒していたので、物音にはかなり敏感になり、周りを見渡して歩いていました。

その最中、上の方でガサっと音がしたので、最初鹿かと思い「鹿ちゃん?」と大きな声を掛けてみるものの、そこにいたのは鹿でも猿でもない生き物でした。

身体のサイズは人間の成人男性くらいで、四つん這いになって身体は全体的に灰色のようななんとも言えない色で、獣毛のような毛深さはなく、大きな白いパンツを履いてるような姿をしていました。

私の先程の声かけにも反応せず、振り向かず、逃げるようでもなくゆっくり、なまけもののように、四つん這いで地面を這う無感情な人間のような姿に見えました。

こちらにお尻を向けているような状態で、振り向かないため顔が見えませんでした。

私はその生物を30秒くらい凝視したまま、この土地に生息する生き物を思いつく限り考えました。

鹿?熊?猿?カモシカ?それ以外… でも、どれを考えても、この四足歩行でゆっくり移動する変な生き物はどれにも当てはまりませんでした。考えても考えても分からなくて「なんだ、あれ、、、!?」と一気に血の気が引き鳥肌が立ち、恐怖が襲ってきました。

その生き物は斜面の上の木立に消えていきました。その時、ふと思い出したのが、ナオキマンショーを観て知っていた都市伝説の「アガリビト」でした。

私はパニックにならないよう大声で歌を歌い、考えないようにしながら度々振り返りながら斜面を降りました。

私がこの山の最後の登山客だったため、トラブルが起きたら誰にも助けてもらえない。日没は目前。帰れなくなる。山の中であの不気味な生き物と一夜を過ごすことになる。恐ろしくて仕方ありませんでしたが、絶対に帰らなくては!と強く思い、考えてしまいそうになる思考を止め、パニックを回避しながらそこから約2時間森の斜面を慎重に降り続け、日没直前で無事下山しました。

車に到着した時はちょうど午後7時でした。あれはなんだったのだろう?

※Yahoo!知恵袋より抜粋※

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13280670978

対処法

上記がアガリビトと遭遇してしまった人の体験談です。

アガリビトに遭遇してしまった時の対処法として“逃げる”これ一択です。アガリビトに捕まってはいけない、目を合わせてはいけないと言われています。なぜなら、アガリビトに認知されてしまうと、攫われてアガリビトにされてしまうと言われているからです。

また、アガリビトに遭遇してしまった人の文章を見てもらって分かる通り、とても異質な存在で恐怖を感じてしまうほどの圧のようなものがあるようです。

アガリビトに捕まってしまう、これを人は“神隠し”ともいいます。アガリビトにされてしまうと人としては終わり、神と同等の位まで上がってしまい人格や感情等が欠如し、自分の意思など関係ない存在になってしまうのです。

しかしアガリビトには弱点が1つあります。アガリビトは山の気が強い自然が強い場所でしか生きてはいけません。故に、都会や民家の多い場所までは降りてこれないのです。

なので逃げる時は山を下る一択になってきます。自然の少ない場所でならアガリビトを撃退できるでしょう。

まとめ

以上がアガリビトについてでした。いかがだったでしょうか?

アガリビトに関して、人から神に成り上がった存在という意見が9割占めており、ほぼほぼ間違いないものと思われます。

神である存在に私達人間が立ち向かえないのは当たり前のことで、逃げる一択しか対処法がないのは恐ろしいと思うかもしれません。ですが、対処法が全くないわけではないので登山が趣味の方などはより一層気を付けて楽しんで頂ければと思います。

また、興味本位でアガリビト目当てに探索に行くのは頂けません。アガリビトは神様だからといって良い存在とは言えないのですから。

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