島根県の最凶心霊スポット「かもめ荘」解体される?

みなさんは島根県出雲市の最凶心霊スポットと言われていた「かもめ荘」をご存知ですか?

なんとこの「かもめ荘」はあの有名な霊能力者であった宜保愛子さんがテレビ番組で除霊に行った際に、あまりにも霊が多すぎるために途中で除霊を諦めて帰ってしまったという逸話があるほどの心霊スポットなんです。

最近になってこの最凶心霊スポットが解体されるという情報が入ってきましたので、この「かもめ荘」のこれまで行った人が体験した情報や解体の真相についてご紹介していきます。

「かもめ荘」がある島根県出雲市とは!?

そもそも島根県という土地はもともと霊的な現象が多発する場所です。

特にこの「かもめ荘」がある出雲市には出雲大社といういにしえから続く由緒正しき神社があります。

10月のことを神無月と呼ぶのは、日本中の神々がこの出雲市に集結するためで、出雲市では10月のことを神在月と呼ぶのです。

さらに日本神話では黄泉の国、つまりあの世への入口は出雲市にあると書かれています。

つまり島根県はあの世とこの世の境界がある土地なのです。

「かもめ荘」はどんなスポット?

「かもめ荘」は元病院だった、病人の隔離施設だったなど様々なうわさがありますが、正式には元保養施設です。

建物は延べ床面積約1800平方メートルもある鉄筋コンクリート造りの3階建てで、もともとは身体障害者がリハビリなどを行うための保養施設として1970年に建てられました。

その後宿泊施設として一般の客も泊まれるようにすると、その景観の良さなどから人気になり、観光バスなどで多くの団体客が押し寄せ賑わっていたそうです。

しかしその賑わいも徐々に薄れていき、客の足が遠のいていくのと従業員も辞めていったことから1970年代後半には廃業となりました。

そこからは建物が手つかずのまま廃れていき、現在の状態になったのです。

心霊スポットとしての「かもめ荘」

冒頭でも書きましたが、この「かもめ荘」にはあの霊能者の宜保愛子さんですら途中で退散してしまうほどの多くの霊が棲み着いているといわれています。

実際に建物に入った人たちの証言によると、女性の霊や男性の霊、子どもの霊など様々な目撃談がありました。

ちなみに宜保愛子さんは「かもめ荘」を訪れた1ヶ月後に亡くなっていて、巷では「かもめ荘の呪い」という噂され、超一級の危険な心霊スポットとして注目を浴びたのです。

そんな「かもめ荘」の建物の中でも特に要注意な場所が地下室とされています。

入口から入って左へと進むと地下へとつながる階段があり、この階段に近づいただけで寒気が止まらなくなったり、階段を見たとたん逃げ出してしまう人が続出しました。

勇気を振り絞って地下へと向かうと、階段の先には用途不明な狭い空間への入口があります。

そこにはさまざまな物が散乱していて異様な雰囲気を放っているそうです。

その狭い空間は昔の地下の隔離部屋や人体実験が行われていた研究室などという噂もあります。

肝試しで実際にその部屋に入った人が後日光熱を伴う肺炎にかかってしまい入院したという体験談もありました。

その人の話によると、療養中は悪夢にうなされたり突然子どもの叫ぶ声が聞こえてきたりという怪奇現象に悩まされたとのことです。

このことから、当時結核患者などを地下へ隔離しておく隔離病棟であった可能性も少なからずあります。

「かもめ荘」解体へ

異様な雰囲気を放ったまま長年放置されていた「かもめ荘」ですが、その土地と建物は現在島根県雲南市にある建設会社が所有者となっています。

この会社によると、1991年ごろに不良債権として渡ってきたあと物件は売りに出されていましたがなかなか買い手は見つかりませんでした。

最近になって「かもめ荘」がある場所の近くには日御碕灯台という国の重要文化財があります。

この日御碕灯台の景観を損ねるとして国から解体の補助金が出ることがわかり、所有している建設会社は国に申請を出し、それが受理されたことによって解体へと踏み切りました。

解体作業へ着手してから半年ほどで作業は完了し、現在は更地になっているそうです。

まとめ

島根県出雲市で長年にわたって最凶心霊スポットとして鎮座してきた「かもめ荘」。

今はその建物の跡形もなくなってしまいましたが、解体作業中に怪奇現象はなかったのか?更地になった今は心霊現象はおさまったのか?その後の詳細はわかっていません。

今後さらなる体験談などが出たらまたみなさんにもご紹介したいと思います。

 

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