スマトラ島の類人猿型未確認生物オランペンデク

オランペンデク

往々にして未確認生物と言う物は体長が巨大な物が多いです。
水棲型はもちろんのこと、類人猿型のUMAでも基本的には人間よりもワンサイズ大きいケースが多々あります。

それらは足跡などからも容易に推測できますが、ビッグフット等がその最たる例ではないでしょうか。

しかし、今回紹介するインドネシアスマトラ島の未確認生物「オランペンデク」は小型の類人猿型UMAとして有名です。

島民の間で語り継がれてきた小型の類人猿

オランペンデクは目撃者の証言によると体長は大体80センチから1.5メートルとの事ですから、二足歩行する生物としては非常に小さい生物です。

両腕は長く、尻尾は見当たりません。
体毛の色は褐色、もしくは茶色ですが、頭髪は真黒だと言う事ですね。

こうして特徴をざっと列挙しただけでも他の類人猿型未確認生物とは文字通り毛色が違う事が伺えます。
普段山や森の中で生活しているだけあって、上半身は割とガッシリしているようですが、一体正体は何なのでしょか。

研究家の調査で世に出たオランペンデク

記録に残っている最古の目撃情報は1917年まで遡ります。
オランダ人博物学者のエドワルド・ヤコブソンと言う方がキャンプ中に遭遇した事がはっきりとした記録として残っているようですね。

ただこの時は特に印象に残る様な行動等も無く、あくまで小型の直立二足歩行する生物と遭遇したと言う珍事で終わっているようです。

事態が大きく動くのは、イギリス人未確認生物研究家のデボラ・マーターと言う方が現地調査を粘り強く行い、実際に遭遇したと言う記録だけでなく、足跡の採取、体毛や食べ残しの発見までこぎ着けています。

この辺の出来事が起きたのが西暦2001年から2003年と言う事ですから、いくら現地で昔から存在が認知されていたオランペンデクと言えども本格的に世に出たのがこの頃になります。

ちなみに、オランペンデクと言う言葉の意味は現地で「森に潜む小人」と言う名称の様で、オランウータンのオランと同じ意味なんだと思います。訳は森ですね。

気になるオランペンデクの正体

オランペンデクの正体

未確認生物に関する物証が発見された際に、その後行方不明になってしまう事が何故か多いのですが、オランペンデクに関してはそこも上手く行ってます。

採取された体毛を毛髪鑑定の専門家に依頼したところ、なんと、未知の霊長類の物だという結果が出ました。
未知なのに霊長類と分かると言うのも素人目には何だか不思議な感じがしますが、恐らく猿やチンパンジーのそれと近いけど未知の生物の物だよー、でも同じ生物はまだ世の中にいないよーと言ったニュアンスでしょうか。

その鑑定結果と、オランペンデクの一番の特徴とも言える低身長を加味して考えると、高い確率で1万2000年前に絶滅したと言われているある霊長類が正体の候補に上がって来ます。

それはホモ・フローレシエンシスと呼ばれた小型の化石人類で、今回オランペンデクに関して調べていてもそこまで分かっているのかと感心してしまいました。

事実、20世紀初頭まではスマトラ島でその子孫と見られているエブゴゴと言う小型霊長類の存在が確認されています。
残念ながらこちらも現代では絶滅してしまったようですが、恐らくオランペンデクは現代までひっそりと生き残り進化を遂げて来た小型の化石人類の末裔なんだと思います。

ゴリラやシーラカンスの様に発見されるまで未確認生物だった生き物は身近に沢山います。
オランペンデクも未確認生物とは言えども、割と既存の生物に近しい生物なのかもしれませんね。

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趣味は麻雀ですが、普段は主にダラダラしつつUMA系の本を読み漁ってますね。

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