「ギャップ萌え」ならぬ「ギャップ怖え」鹿児島の最恐心霊スポットの紹介

「ギャップ」にやられる

強面のおじさんがお花屋さんだったり、見た目清楚な女性がパチンコ大好きだったり、我々が抱いていた印象と実際が大きく食い違っていた時、人は強烈なインパクトを受けるでしょう。それはなぜか。その正体は「ギャップ」です。

皆さんが日常の中でよく耳にするであろう「ギャップ」。その言葉の意味は「隙間」や、「溝」、「隔たり」を示しています。しかし昨今の日本においては、上記でご紹介したように「対象の人や物、事柄に対して自分が抱いていた印象と実際に食い違があった場合に用いられる」ことが多いようです。そしてその「ギャップ」が大きければ大きいほど、私たちは強烈なインパクトを受けるのです。

今回ご紹介するのはまさにそんなギャップを体現したような心霊スポットです。

ぺこちゃんハウス

「ぺこちゃんハウス」この言葉を聞いて皆さんはどういった想像をするでしょうか。きっと某ケーキ屋さんのキャラクターがいて、ピンク色の屋根にアイボリーの壁、かわいい煙突からは黙々と煙がでて、、、そんなかわいらしい光景を思い描いたのではないでしょうか。皆さんの頭の中のペコちゃんハウスはきっとそんな感じでしょう。しかし、これからご紹介するものはそんなかわいらしいイメージとはかけ離れたおぞましいものです。

「ペコちゃんハウス」は鹿児島県吉野町に存在する幽霊屋敷、もとい廃屋です。元々は2階建ての住宅であったとされていますが、現在は建物の1階にあたる部分は潰れて確認ができなくなっています。実際に訪れて実物を見ても、もはや平屋だったのか、2階建ての住宅だったのかはわかりません。辺りは鬱蒼とした緑に囲われ、独特の静けさがなんとも言えない恐怖感を掻き立てます。当然周辺には民家はなく、それがポツンと現れるこの建物の存在感を一層強めています。

なぜ「ペコちゃんハウス」なのか

なぜこの建物が「ペコちゃんハウス」と呼ばれるようになったのか。これには2つ説があります。1つは「ぺちゃんこハウス」を「ぺこちゃんハウス」と読み間違えたという説。そしてもう1つはこの家で亡くなった方全員がペコちゃんのように舌を出して亡くなっていたという説です。これらの説を詳しくご紹介するためには昔この建物で一体何が起こったのかをご説明する必要があります。次節ではそれを解説いたします。

凄惨な事件

この「ペコちゃんハウス」にはかつて4人家族が住んでいたとされています。しかし、一家の大黒柱である父親がガス自○による一家心中を図ったため、その際の爆発によって一家全員が亡くなってしまいました。その際の爆風によって建物の1階部分がつぶれ現在のような姿になってしまったのです。

ペコちゃんハウスの黒いウワサ

ペコちゃんハウスに凄惨な過去があることは理解いただけましたでしょうか。次はこの場所にまつわる黒いウワサについてご紹介します。

1つ目は「呪いのノート」です。この建物のどこかには住民が亡くなる日まで書き記し続けた数冊のノートがあるようです。このノートの最後のページには「○○日後に〇ぬ」と書き記されており、実際にそれを読んでしまった人は呪いによりなくなる、あるいは精神病院への入院を余儀なくされると囁かれています。

「呪いのノート」以外にも、ここを訪れた人曰く、「何者かに脚をつかまれた」や体調が悪くなった、帰ってから寝込んでしまったなんて人も後を絶えません。この家にはいったい何があるのか、または「いるのか」真相は謎のままです。


いかかでしたでしょうか?今回は鹿児島県にある全国的にも有名な心霊スポット「ペコちゃんハウス」についてご紹介しました。名前からは想像もつかない凄惨な過去とおぞましい見た目のこの建物は一度見ると忘れることができません。数多くのナゾと黒いウワサを含んだこの「ペコちゃんハウス」訪れる際は自己責任にてお願いしますね。

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