バールベックの巨石

あまりにも巨大すぎる謎の巨石

オーパーツの一員として考えられている「バールベックの巨石」についてです。
そのネーミングから想像出来る様に、超巨大なため古代人がどの様に切り出しから運搬までを行ったかが不明です。

そもそもバールベックとは遺跡の名前を指します。
現在のレバノンベイルート東部に位置する、1世紀頃にローマ帝国の手で建てられた物と見られていますね。

現在では世界遺産にも登録されていますが、一番最初はフェニキアの主神であるバアルを祀っていた神殿があったと言われています。
このバアルと言う神様、一神教のキリスト教が広まると異教の神々は全て悪魔と解釈されるようになってしまうので、その際に名前をもじってベルゼブブになったと言われていますね。

問題は、このバールベック遺跡の巨石です。
画像検索でも多く見つかると思いますが、人間と比較してもあまりにも巨大な一枚岩が多く存在します。

代表的な物で運搬途中のまま遺棄されたと思しき者物がありますが、どの様な技術を使って加工、運搬していたんでしょうか。

神殿に使われた石もそもそも規格外

出典元:https://commons.wikimedia.org/

出典元:https://commons.wikimedia.org/

この倒れたままの巨石の他に、神殿に使用されている石のサイズも巨大です。
ローマの手が入ると、バアル神殿と思われた物は拡張されて、ローマ神話の主神ジュピターを始めとするビーナスバッカスの三神を祀った神殿が建立されます。

トリリトンと呼ばれる組み石が有名ですが、長さ18メートル、幅と高さは4メートル程もあり重さは1000トン近くあります。
特筆すべきはやはりこの重さですね。

1000トンともなるとイメージが湧かない程大きいですが、世界各地を見渡してもここまで大きいサイズの巨石はなかなかありません。
それを使って神殿が建てられている事も驚きですが、故にオーパーツと見られるんでしょう。

更に、冒頭でも触れましたがその付近にある野ざらしの横倒しの巨石はもっとサイズが大きいです。
神殿の南に位置する事から「南方の石」と呼ばれていますが、これは重さがトリリトンの倍ほどもあると言われています。

仮にこの巨石が立たされていたらそれだけで荘厳な趣を発する物になっていたと思いますが、長さも25メートル程もあり、小学校のプールの距離と同じぐらいあるわけです。
正に規格外と言う単語がぴったりのオーパーツですね。

南方の石を始め他の巨石も一応は運搬をした形跡は残っています。
切り出し場と見られる場所から離れた場所に放置されていたり、中には別の石と隣り合わせになっている物も存在する事から、とりあえずそこまでは運んできたと言う事は確かな様ですね。

謎のままの切り出しと運搬方法

バールベック切り出し

出典元:http://www.bearfabrique.org/

自然の岩山からある程度整った形に石を切り出すにはそれなりの作業が必要になります。
時には長い時間をかけて慎重に行う必要もある様な物ですね。

似たような古代の巨石切り出し方法として、先ず木の杭を複数打ち込み、そこに水を垂らす手法が有名です。

随分を含んで膨張した杭が石にヒビを入れて行くんですね。
これを特定の間隔で行う事で、大きな石を切り出していたと見られています。

しかし、今回ご紹介しているバールベックのレベルのサイズになるとこの方法は通用しないとも言われています。
石の厚みがあり過ぎればヒビが石を綺麗に割るほど浸透するとは思えませんしね。

一体どのようにこれらの巨石を切り出したか謎のままです。

同じく運搬の方法もはっきりと判明していません。
ピラミッドの様に、コロを複数敷いてその上を動かす手法もこのサイズだとやはり通用しないようです。

実際どの様な方法で神殿を建てたのか、現代の人が知らない高度なロストテクノロジーが存在していたんでしょうか。

バールベックの巨石はもっと注目されても良さそう

レバノンの遺跡

出典元:https://commons.wikimedia.org/

まとめると、バールベックの巨石とは古代の遺跡もしくはそれ付随した単体の巨石を指しています。
神殿の資材として使われた物の他に、途中で遺棄されたと思われる物も含めて謎が多いんです。

有名な物は神殿に使われている「トリリトン」と、更にそれよりも大きい「南方の石」ですね。
どの様に切り出し、運搬したかは謎のままな事から、オーパーツとされています。

この様に人類史にも関わる大きな謎をはらんでいるこの遺跡、オーパーツとしてももっと有名になっていても良さそうな感じがしますね。
バールベックの巨石はここ4,5年で有名になってきた感じはあります。

研究が進んで、今回記述した様な謎が解ければ古代の技術に関しても深くメスが入る事になると思うんですが。
いつか諸々の謎が解けると良いと思います。

[当記事の著作権はhttp://chahoo.jp/に帰属します]2016/04/12
当記事の無断転載は禁止しています。

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