安易にやってはいけない?こっくりさんを実際に行った場合に起こる現象!

皆さんは“こっくりさん”をご存知でしょうか?

今では世界的に知れ渡っていて、簡単に誰でも出来る降霊術であるこっくりさんですがやり方は知っていても何が起こるのかは知らない人が多いのではないでしょうか?

今回は私の友人が、実際にこっくりさんを行った時の実体験を元にお話させて頂こうと思います。

こっくりさんとは?

こっくりさんとは、19世紀末から流行した降霊術の1種です。

日本では狐の霊を呼び出すものとして浸透しており、紙に[はい、いいえ、鳥居、男女、数字、五十音ひらがな]を書き、10円玉を鳥居に置き全員で置いた10円玉の上に人差し指を乗せて

「こっくりさん、こっくりさん、おいでください。」と呼びかけると10円玉が動き

質問をすれば答えてくれるという代物として認知されています。

上記のようなものとしてこっくりさんは日本に浸透していますが、実際に友人が行ってみた際、それが一部違っていたという事実を知りました。早速、友人の体験談を元にお話をさせて頂こうと思います。

こっくりさんを実際に行ってみた

当時友人は中学生。

仲良しのNちゃんとRちゃんと一緒にお昼ご飯を食べながら話していた時です。

N「今日放課後こっくりさんしてみない?」

友人「なんでこっくりさん?どうしたの?」

突然Nちゃんからこっくりさんに誘われ、友人とRちゃんは悩んだのですが、Nちゃんがやりたいみたいだしと、放課後こっくりさんを近くの神社ですることにしたのです。

授業の合間にこっそり、こっくりさんをする為の紙を書いたり、10分休憩でどういう質問をするか、動いたら凄いね等話しているとあっという間に時間は経ち、放課後になりました。

帰りのホームルームも終わり、3人は早速神社へと向かいました。

その神社は基本的に無人の神社で、たまに神主さんが掃除をしに来る程度の神社なので、特に気にせず鳥居をくぐってすぐ近くにある休憩所のような場所で私達は早速こっくりさんを始める事にしました。

時刻は17時をまわった頃。

Nちゃんの「じゃあやるよ?」という声と共に3人は10円玉に指を乗せ、

「こっくりさん、こっくりさん、おいでになりましたら“はい”へお進み下さい。」

と何度か声を合わせて言いました。

2回目、3回目と呼びかけましたが特に反応をすることはなく、なんだ、やっぱり来ないじゃん!こんなお手軽に出来るし迷信みたいなものだったのかな?と3人は笑って指を離そうとした時のことです。

ズズズ…

10円玉は“はい”の方へと動き出しました。

最初はお互い「Nちゃん動かしてるでしょ!」「Rあんたでしょ!?」

などと言いましたが皆違うようで徐々にひんやりとした空気になっていきました。

そこでNちゃんが

「あんまりこっくりさん待たせても何か祟られたりするかもしれないし、これが本当にこっくりさんが来て動かしてるなら質問しないといけないんじゃない…?」

と言いました。残り2人も確かにそうかもしれない、と思いこっくりさんに

〇〇さんが好きな人は誰ですか?や、明日の天気は何ですか?など当たり障りない事を聞いたように思います。

しかし、ある程度質問をして慣れてきたのかNちゃんはとんでもない事を聞きだしたのです。

N「こっくりさん、こっくりさん。Rの寿命はいつでどのように死にますか?」

絶対に聞いてはいけないであろう質問をこっくりさんに投げかけたのです。

友人は「Nちゃん!!」とNちゃんを止めようとしましたが時すでに遅し。10円玉は動き出します。

しかし、今までちゃんとした言葉を繋いでいた10円玉はでたらめに言葉を繋ぎ、とうとう怖さが頂点にまで達してしまったRちゃんは泣き出してしまいました。

友人はもう限界ではないか、と思ったのでNちゃんをどうにか説得し

「こっくりさん、こっくりさん。鳥居の方へどうかお帰り下さい。お帰り下さい!」

と伝え、すんなりとこっくりさんは鳥居へと10円玉を進めてくれたので、鳥居へ戻ったと同時に全員10円玉から指を離し、使用した10円玉はお賽銭箱へ、使用した紙はNちゃんの家で燃やそうという話になりすぐにNちゃんの家へ向けて足を進めました。

この時点で時刻は18時過ぎ。外はもう暗くなっており、街頭がほのかに辺りを照らしてどうにか道が見えるようになっていました。

Nちゃんの家へ向かう途中、車用の道路ミラーがあり友人はふと歩きながらそこを見てしまいました。

そのミラーには先頭にNちゃん、後方に私とRちゃんが2人横並びになっているような構図です。

しかしそこには友人とRちゃんの後ろにもう一人人影が…

驚いて振り向いてしまったのですが、そこには誰も居ません。

友人はNちゃんの家の場所を知っていたのでNちゃんとRちゃんの腕を引っ張り走り出しました。NちゃんとRちゃんはとても驚いていましたが、友人があまりにも必死だったので黙って一緒に走ってついてきてくれました。

Nちゃんの家に着き、すぐコンロで紙を燃やした3人はその場で解散。怯えているRちゃんを家まで送り届け、友人も自宅へ帰りました。

その後、やはりあの質問がいけなかったのかRちゃんは次の日の朝、学校へ登校している最中に車に轢かれ、運が良かったのか怪我は1つもなく、友人は原因不明の40度近い高熱が出ました。

Nちゃんは特に何もなかったのですが、友人とRちゃんだけが偶然かそれともこっくりさんのせいなのかそういった現象に合ってしまったのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

こっくりさんを実際にした事のある友人の体験談をメインにお話させて頂きました。

果たしてRちゃんの事故と友人の高熱が同じタイミングだったのは偶然だったのでしょうか?

そして何故Nちゃんだけが何もなかったのか?

もしかしたらNちゃんに何かが既に憑りついているのだとしたら、あの質問もNちゃん自身には表立って何もなかった事など辻褄が合いませんか?

こっくりさんをすることで実際に命の危険が脅かされるかもしれない。本当に呼んだのはこっくりさんだったのか?もしかしたら他の何か得体のしれない“なにか”だったのかもしれません。

友人は40度近い熱が出るだけで終わりましたが、当時いくつもの病院に行っても原因不明。どの薬も効かず本当に死んでしまうのではないかと思い恐怖をしたのを覚えているとのことです。

皆さんもこっくりさんに興味があったとしても軽率にすることはお勧めしません。それなりの覚悟がいるでしょう。

くれぐれも周りにこっくりさんをしようとしている人が居るのならば、止めてあげてください。

遊び半分で霊達の存在を認識してはいけません。今度はあなたが当事者になってしまうかもしれないから…

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