久しぶりの獣人系未確認生物の紹介です。
名前はバイーアビースト、未確認生物と言う単語は厳密に当てはまらないかもしれませんが、写真を見てもらうと分かる通り二足歩行をする人間に近い怪人がブラジルで目撃されました。
この写真が撮られたのは2007年で、アメリカから観光でブラジルを訪れた15歳の少女が撮影した物です。
その時の状況はと言うと、森林浴を楽しんでいた最中、川べりに動く黒い物体を発見。
良く見ると筋骨隆々とした人型の何かが動いていたようです。
手には赤ん坊か魚なのか判別が付かない物を持っていますが、一番気になるのは頭部に付き出た2本の角です。
まるで日本の鬼を連想させるかのような出で立ちに少女は急いで持っていたカメラで撮影したようですね。
バイーアビーストの強烈なインパクト
確かに写真を見ても衝撃は大きいと思います。
他のUMAであればある程度想像するのが楽しかったりもするんですが、このバイーアビーストに関しては先ずその強烈なインパクトにやられると思います。
目撃された場所はブラジルの北東部、サルヴァドール市内のポルト・セグーロと言う所の山中ですが、この写真が世に出た後は沢山の人が押し掛けたようです。
もちろん目的はバイーアビーストを一目見ようとしての事ですが、臆病な性格なのか二度と現れる事はありませんでした。
ちなみにこの写真が撮影された時には、シャッター音に気づいた怪人はすぐに逃げてしまったようです。
そして現在に至るまでこの怪人の正体を判別する材料も無く、遂にはこの写真のみが怪人の証拠として残っている状態ですね。
バイーアビーストの正体は?
一番の説は偽物説です。
つまり、ネッシーの外科医の写真の様に捏造された怪物と言う所ですね。
撮影したとされる少女と結託して、別の仕掛け人が怪人に扮して撮影されたのでは無いかとも思ってしまいます。
この手の獣人系未確認生物の正体に関しては、付近を調査する事で足跡か毛髪が発見される事が多々あります。
写真を見る限りぬかるんだ泥地なので足跡はたやすく見つける事も出来るはずです。
しかしそれすらも情報として上がってこないとなると怪しいですね。
下半身が上手い事水に隠れているのも合わせて考えると不審です。
流石に靴を履く訳にはいかないでしょうから、裸足だと思いますがそこだけ上手く黒色にコーティング出来なかった、もしくはコーティングしても思った以上の泥で肌色の足が露出してしまったために下半身を水の中に入れた状態で撮影されたのかもしれません。
付近から足跡の痕跡が見つからないのも普通の人間の足跡が無数にあればそれは見過ごされますから、結果証拠として提示されないのではないかと思います。
あくまで上記は仮説ですが。
ではもしバイーアビーストが実在していてたとしたらその正体は何なのでしょうか?
これは非常に難しい質問だと思いますが、場所が南米の山中と言う事で独自の進化を遂げた霊長類が生態系を築いているのかもしれません。
「ディセント」と言う映画では長い間地底で過ごす内に目や毛髪が退化した凶暴な霊長類が出てきますが、ひょっとしたらバイーアビーストも山中でひっそりと暮らす古代から独自の進化を遂げた人間の亜種なのかもしれません。
どのみち一切手がかり、情報が出ていないバイーアビースト、今後の目撃情報に期待です。