ヴォイニッチ手稿の謎が人々を惹きつけるわけ

ヴォイニッチ手稿

 

オーパーツとして有名なヴォイニッチ手稿は、作られた年代がおよそ15世紀前後と見られています。
まだあまり存じ上げないと言う人のために簡単に説明しますと、ヴォイニッチ手稿は全230ページからなる書物ですが、見た事も無い言語で書かれているため現在でも解読されていない不思議な書物です。

謎に包まれたオーパーツヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿の特徴として、読めない言語の他にも未知の植物の挿絵がふんだんに描かれています。
これは現在地球上に存在しない植物であるため、解読できない内容と合わせて注目されています。

沢山の暗号解読の権威やその道のエキスパートが文字の解読ん挑んで来ましたが、皆断念した模様です。
ただ、はっきりしているのは文章の中でちゃんと特定の規則性が見られることからでたらめな文字の羅列ではなく何らかの文章として成立している事は明らかなんです。

謎の植物

この手稿が発見されたのは、イタリアのローマにあるモンドラゴーネ寺院です。
年は1912年、発見したウィルフレッド・ヴォイニッチの名にちなんでヴォイニッチ手稿と呼ばれています。
現在はイェール大学に保管されているとの事ですが、実物を手に取ってみたいものです。

本自体を放射性炭素年代測定にかけた所、羊皮紙は15世紀の物と判別されましたが、執筆自体はもう少し後年の可能性があるとの事も見過ごせません。
一体誰がどう言った意図で書いた物なんでしょうか。

思った以上に調査が進んで仮説が沢山

謎の言語と主に植物の挿絵が書かれていると書きましたが、詳細はもっと複雑です。
と言うのも、どこか宇宙的と言うか銀河の様相を植物で表した様な絵だったり、複数の女性が池に浸かっているかのような感じで書いてあります。
私の様な特に専門知識の無い人が最初に見ると、印象としては少し気味が悪い物を感じるかもしれませんね。

良くも悪くも人を惹きつけて来たこのヴォイニッチ手稿ですが、今回調べてみると思った以上に調査が進んでいました。
先ず何人か執筆者の候補がいます。

一番有力な説はロジャー・ベーコンと言う天文学者です。
これは、当時の記録からベーコンが書いたものをルドルフ2世が購入したと言う記録が残っているんですね。
当時の中世は錬金術が非常に盛んで、それに関する知識を得たい人は沢山いましたから、ヴォイニッチ手稿もそんな錬金術関連の物かもしれません。

薬草学にも詳しかったベーコンですから、錬金術と薬草とを絡めた物なのかもしれませんね。
検閲、もしくは迫害から逃れるために暗号を用いて書いたのではと言う説もあります。

二つ目の有力な説としては、完全にでたらめな書物だと言う事です。
これの犯人として名前が挙がっているのがエドワード・ケリーです。

当時ボヘミアで活躍していたこの錬金術師はそこそこ名前も有名ですが、上記と同じく時の王様ルドルフ2世から金品を得るためにそれらしく書いた書物がヴォイニッチ手稿と言う説です。

他にも当時の有名な魔術師としてジョン・ディーが居ますが、どうやらエドワードもジョンも調べて行くと非常に複雑な錬金術と言うカテゴリーで優劣を争っていました。
ジョン・ディーもヴォイニッチ手稿の制作に一噛みしているとの話もありますし、複雑な人間関係と当時の背景を含めるといかにして自分の名を売るかと、相手の名を貶めるかの二点に集約するみたいです。
ヴォイニッチ手稿はその中の一つの手段として書かれたトンデモ本かもしれないと言う事です。

ヴォイニッチ

暗号解読のプロ達も挫折

そんな説もあり注目を集めたヴォイニッチ手稿ですが、第二次大戦も終わった位にフリードマンと言う暗号解読のプロが挑みます。
この人、フルネームをウィリアム・フリードマンと言い日本の暗号も解読した事がある有名な方でしたが、ヴォイニッチ手稿は解読出来ませんでした。
それほど難解だったと言う事でしょうか。

フリードマンの見解としてはやはり暗号と言うよりは言語、つまり誰かが意図的に作った言語の可能性が高いとの事でした。
その後も何人か「暗号解読に成功した」と言う人も現れますが、その全てが信憑性に欠けたり売名行為でした。

ヴォイニッチ手稿とは一体何なのか!?

トンデモ本

こうして見てみると何も判然としていないオーパーツの様にも感じますが、面白い説があります。
それは今風で言うところの「厨二本」と言う事です。

つまり当時の執筆者が何か意図はあっても適当に書いた自己満足の書籍と言う事です。
読む人によっては痛いだけの落書きに近い物だったのかもしれませんねwww

最近ではこのデタラメ本説が有力になってきましたが、そうなると今度はフリードマンが見出した「人工に作られた言語の規則性」がある事も不思議になってきますね。
正に特定の角度から解読して行くと別の部分から謎が出てくるオーパーツと言った感じでしょうか。

個人的には、いきなり壮大な話になってしまいますが、別次元やパラレルワールドの世界の言語で書かれたものだと思っています。
どういう手法でそこにアクセスしたかは不明ですが、錬金術の一環で未知の世界で見聞きしてきた言語と植物を書いたのでは無いかと思っています。

突拍子も無い事を書いているのは分かっていますが、ひょっとしたらそっちの世界では植物が様々なエネルギー源になっていて、我々が普段過ごしている生活よりも重要視されているかもしれません。

まあ、あくまで個人的な見解ですが。

なんにせよ、オーパーツの中でも特殊なヴォイニッチ手稿、いつかトンデモ本の証拠が出るか、はたまた世紀の大発見の内容が出てくるか楽しみですね。

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