未確認生物の中の異端?サハリンモンスター

2006年の事ですがロシアのサハリン州に謎の未確認生物の死骸が打ち上げられました。
地名を取ってサハリンモンスターと呼ばれていますが、今だに何の生物の物かも判然としていません。

写真を見てもらうと分かると思いますが、かなりグロテスクな外見をしています。
特徴としては、そのはっきりとした歯と長い体長ですね。

近年ではこの様に世界中で謎の生物の死骸が打ち上げられると言う事は珍しくない上に、ネットの普及に伴いどこに居ても直ぐにユーザーの目に触れる事が可能となりました。
サハリンモンスターも世界中で拡散され様々な憶測が飛び交いましたが、やはり未確認生物は未確認のまま正体が分からない事が多いと言う代表的な事例かもしれません。

サハリン未確認生物
引用元:https://englishrussia.com/2006/08/28/unknown-creature-was-found-by-soldiers

サハリンモンスターの特徴

砂浜に打ち上げられた時点で大分腐敗が進んでいたようですが、かろうじて判別できるのが背骨と頭部の一部と言った所でしょうか。
確かに素人目に見ても類似の生物は思いつきません。

ファーストインプレッションではシャチとかイルカの何かかなとも思いますが、気になるのは毛が生えている事です。
あまり海洋生物で体毛が生えていると言うのはイメージが湧きませんが、現存する生物の中でも沢山種類が無い気もします。

同じ未確認生物であれば体毛と言えばトランコが挙げられますが、トランコの場合は極端に長い鼻が特徴です。
腐敗が進んで鼻が完全にそげ落ちた後の死骸との見方もできますが、断定するにはまだ早そうですね。

昔とは違い、2006年と割と近世の発見でもあるのでその正体もすぐに判明すると共に、シーサーペント型のUMAの正体解明に大きく貢献すると思われていましたが、成果は挙げられていないようです。

恐るべしサハリンモンスターの正体真相

サハリンモンスター正体
引用元:https://englishrussia.com/2006/08/28/unknown-creature-was-found-by-soldiers

と、ここまではその正体が判然としない部分を全面的にフィーチャーしてみましたがサハリンモンスターの正体に関しては最近では驚愕の説が挙がっています。

それは、誰かの悪戯だと言う事です。
つまり、元々イルカやシャチ等の既存の生物の死骸の上に他の生物の体毛が生えた部分をそのまま乗せた物ではないかとの意見です。

状況として見たらあり得なくは無いと思います。
最初に発見した人が思いついたとしたら必要なのは後は行動力だけですから、面倒なのは他の生物の体表を持ってくると言う作業だけです。

結果あまりのグロテスクな外見に世間が食いつき、拡散に至ったと言う所でしょうか。

初めて写真を見た時には色めき立ったものです。
UMAファンには期待の新人ルーキーだと思われたサハリンモンスターですが、正体が分かる時が来るのでしょうか。

余談ですが、サハリンモンスターの死骸は現在行方不明になっています。
最終的に政府の関係者が回収に来た記録は残っていますが、其の後のありかは現在も分かっていません。

アイキャッチ画像引用元: https://englishrussia.com/2006/08/28/unknown-creature-was-found-by-soldiers

サハリンモンスター
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