超古代文明のオーパーツか!?ピリ・レイスの地図について

 

前回はゲーム「ネオアトラス」に関する記事を書いたので、昔の世界地図などには敏感になっているFlippoですwww
今回は長年オーパーツと言われてきたピリ・レイスの地図に関しての記事になりますが、ガッツリゲームの影響受けてます。

まだ南極が未発見の時代の地図に南極が!?

問題のピリ・レイスの地図ですが、大体オーパーツの書籍や伝聞の中にはとうじょうする割とメジャーな物です。
一言で何が有名かと言うと、この地図が書かれたとされる1513年には南極大陸は発見されていなかったはずですが、この地図にはガッツリ描かれていると話題になりました。

ロストテクノロジーとも言うべきハイテクな技術が当時存在していたのではないかとか、科学的に考えて単純に既に当時世界地図は思ったよりも現代の物に近かったのではないか等様々な憶測を呼んだ古地図です。

世界の謎好きの琴線を揺さぶらす何とも言えぬロマンが漂うオーパーツですが、その真偽や正体はどうなっているんでしょうか。

当時の提督の名前を冠する地図

この「ピリ・レイス」と言うのは人名です
当時のオスマン帝国の海洋軍人兼提督の名前がピリ・レイス、もしくはピーリー・レイスとも表記されますが、その方が作成したことから今日でも名前を冠されていますね。

生まれた年代は1400年代と言う事で、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年を考えると大航海時代を得て、主にヨーロッパでは遠洋航海が盛んだったんでしょう。

当時の最新の地理情報を盛り込んだこの航海地図、実は半分に分かれて二つ存在していたと言われています。
片方はインド洋をメインにした地図で、こちらは残念ながら紛失してしまっているようですが、問題は大西洋を軸に描かれたもう半分にあります。

どうやらこの地図が書かれた時はまだコロンブスアメリゴ・ベスプッチがアメリカ大陸を発見して日が浅い時らしく、正確性は非常に高いです。
アメリカ大陸のみならずアフリカ大陸の海岸線もしっかり書かれていて、近辺に生息する動物の絵なども描かれています。

この地図自体が日の目を浴びるのは、1929年にイスタンブールのトプカプ宮殿博物館で発見された事によります。
たまにピリ・レイスの羊皮紙とも言われる様に、地図の材質はガゼルの羊皮紙で出来ています。

ピリレイス別の地図
レイスが書いたと言われている別の地図
出典http://ja.wikipedia.org/

ピリ・レイスの地図は本当にオーパーツか!?

この地図の一番のポイントはアメリカ大陸の下部よりアフリカ大陸側に伸びる海岸線が描かれている事です。
つまり、パッと見アメリカ、アフリカの両大陸の下に別の大陸があるように描かれているようにも見えてしまいます。

冒頭でも書きましたが、当時まだ未発見だったはずの南極大陸が書かれているのでは?と言う事で一躍オーパーツとして世間を賑わせることになりましたが、最近では残念ながらオーパーツでは無いと言う見解が強い様です。

と言うのも、南米大陸の一部が紙面の都合上ひしゃげて書かれたのがたまたま現代の南極大陸の海岸線に酷似した事がその答えと言う意見です。
またしても超古代文明好きのロマンを打ち砕く結果ですが。

しかし、個人的にもまだまだオーパツ説を推したい所なんですが、この地図それ以外にも不可解な部分が多々あります。
偶然とは言え、南極大陸とも見える謎の大陸の海岸線が割と正確な事、当時まだまだアメリカ自体も未開の地だったはずなのに同じく海岸線が正確に描かれている事、その他経度、緯度を正確に測ったかのような正距離方に近い形で書かれている等です。

余談ですが、正距離方で地図が描かれるようになるのももっと後世の事ですね。

確かに、一般的に考えて南極大陸と思われた大陸に関しては科学的な見地から見た懐疑派の意見がまっとうな気もします。
けどやっぱり超古代文明好きにはまだまだ後に驚愕の結論が出る可能性も捨てきれないのがピリ・レイスの地図なんです!

ピリレイスの地図
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