巨大なモノリスがシチリア島沖で発見

海底で発見された古代のモノリス

モノリスと言うと映画「2001年宇宙の旅」に出てくるような巨大な石の柱を指します。
柱と言ってもイメージする様な丸みを帯びた物では無く、きしめんの様ないわゆる石柱と言った所でしょうか。

この度イタリアのシチリア島沖の海底で、巨大なモノリスが発見されました。

その大きさは高さ約39メートル、その起源は何と驚く事に9500年もの年月が経っているとの調査結果です。

発見された状況としてはシチリア島沖の海底マッピング調査の時だった様で、偶然見つかったと言えるでしょう。
推定の重さは約15トン、そしてボディには三つの穴が空いていてそれらは一つが7メートルほどのサイズです。

正に謎のモノリスと言えるでしょう。

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シチリアで見つかった古代のモノリスの役割は?

ではこの太古のモノリス、一体何に使われていたのでしょうか?
今現在仮説として挙がっているのが灯台説です。

開けられた複数の穴は恐らくトーチ等の明かりを設置するための部位で、近くを通る船舶等に合図を送っていたと言うのです。

炭素年代測定法が用いられておおよそ紀元前何年頃に作られたかが調べられましたが、本当に約9500年も前の灯台だとしたら、その当時からそれなりの技術があったと言う事になりますね。

船舶も存在したんでしょうか。
この辺も正直眉唾な感じはしますが、超古代文明は存在し我々の想定以上の高い技術が過去にあったのかもしれません。

宇宙人的な話と言うよりは、古代の人の知恵と技術がクローズアップされる様な話題だと思いますが、「アンティキティラの機械」や「ピリ・レイスの地図」の様に、主に海洋系や天文学のジャンルはことさら進んでいたのかもしれません。

モノリスの上に積み上がった貝殻

その他にもモノリスの上には大量の貝殻がありました。
つまり海中に没した後も長い年月を経ていて、その間に積もった堆積物の量等からも有る程度年代の判別がつく様です。

まだまだ見つかって日も浅い事から調査は引き続き行われているようですが、一体誰が作ったのでしょうか?
そしてその目的はやっぱり灯台だったんでしょうか?

いずれにせよ、大昔の地中海近辺ではかなり高度な技術水準を形成した民族がいたかもしれませんね。

今回のモノリスは立派なオーパーツと言えるでしょう。

参考サイト→http://www.unknowncountry.com/

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