モケーレ・ムベンべ(Mokele-mbembe)は現地の人の間では昔から語り継がれる伝説の未確認生物です。
アフリカ大陸のコンゴのテレ湖に生息すると言われ、過去には日本のテレビ局も調査隊を結成して現地に向かったほど有名なUMAですね。
アフリカのジャングルの奥地と言う事で、まだまだ未確認の生物は存在しているんじゃないかと思わせるには十分な環境ですが、モケーレムベンべに関しては、太古の恐竜の生き残りではと言う説が有力です。
実際はテレ湖に限らず、その周辺は確かに目撃情報も多いですが、赤道直下のもう少し広い地域で目撃されているようですね。
カメルーン、ガボン等でも情報があるみたいです
その昔には、ピグミー族と言う現地の住人達がモケーレムベンべを捕獲し、村人全員で肉を食した所次の日に皆死んでしまったと言う報告もあります。
未確認生物なだけに体内に毒でもあったんでしょうか。
ちなみにモケーレムベンべと言う名前は現地の言葉で「虹」とか「川をせき止める物」と言うニュアンスがあるみたいですよ。
虹と言うのはいつも雨上がりに姿を見せる事が多かったから名づけられたそうですが、ロマンティックな経緯ですね。
正体は竜脚類?写真にも撮られたモケーレムベンべ
モケーレムベンべは昔動画にも撮られた事があり、いくつか存在自体をしめす手がかりは残っています。
けれどそれだけでは正体を判明させるには乏しく、現在でも議論は続いていますが、見る限りは竜脚類の生き残りと言う所で確実かなと思いますね。
もうね、それ以外に見えないと言いますか、完全に未確認生物だったら話は変わってくると思いますが、ここはやはり竜脚類の生き残り説を推したくなってしまいます。
有名な竜脚類とはブラキオサウルスとかだと思いますが、正に皆さんが頭に描くイメージ通りのフォルムでしょ。
モケーレムベンべは体調がカバから象にかけての大きさ、レイクモンスター型のUMAと同じく首と尻尾が長く四足歩行をします。
足跡の直径は30センチ近くにもなり、指は三本、爪も存在している模様です。
体表の色は目撃情報によって様々ですが、無毛の体と言う事ですから、イメージ的には象とかカバにちかい感じの質感なんでしょうか。
普段はジャングルに数多く存在する湖や川を行き来して生活しているようですが、目撃されると時は殆ど水の中ですからよっぽどの事がないと陸地には上がって来ないのかもしれませんね。
仮に太古の恐竜時代から生息している生物だとすると、当時と今では重力が全然違うようなので、水の浮力を使って体の重みを軽くして生活するスタイルになったのかもしれません。
記録に残っている最古の目撃情報は1776年まで遡りますから、大分長い息で生存しているUMAの生態だと言えますね。
ネッシー等、意外と目撃情報が古い未確認生物は多いです。
ジャングルは未確認生物のオンパレード
ジャングルでは未確認生物が潜んで生活する環境は整っていますから、モケーレムベンべも生息している可能性は非常に高いです。
過去にはオカピ、マルミミゾウ等がこの地方のジャングルで見つかっていますが、それまでは未確認生物UMAだったわけですから、もう10年もしたらモケーレムベンべも皆しっている動物の仲間入りを果たしているかもしれません。