氷漬けのUMAミネソタ・アイスマン

ミネソタ・アイスマン

ミネソタ・アイスマンは未知の類人猿か

1967年、ベーリング海峡の氷塊の中から氷漬けのまま発見されたと言う謎の類人猿型未確認生物がミネソタ・アイスマンです。
正確には既に死んでいるので、未確認生物の死骸が氷漬けのまま見つかったと言った方が正しいかもしれませんね。

ビッグフットを収めたとされる有名な「パターソンフィルム」が世の中に出回ったのも同じ頃でした。
これにより、世間は類人猿型UMAに注目する様になったんですね。

全米中のイベントにて展示されるようになり、ビジネスとしても一躍有名になったんです。

真贋論争に終止符を打つ専門家の調査結果は

この手の未確認生物にまつわるのは、果たしてそれが本物かどうかという事です。
注目度が高まるにつれて、世論は強烈にミネソタ・アイスマンが本物かどうか知りたがるわけですね。

そうして調査・研究に白羽の矢が立ったのが、ベルギーの動物学者ベルナール・ユーベルマン博士とアイバン・サンダーソン博士でした。
専門家同士がタッグを組み、細部に渡るまでアイスマンを調べたんです。

アイスマン全身

ミネソタ・アイスマンの全身像
出典:http://weekinweird.com/

その研究の過程でまず注目すべきは、死体を収めた容器付近から微かに哺乳類特有の臭いが漂っていたと言う事です。
お世辞にも良い匂いとは言えませんが、仮にミネソタ・アイスマンが偽物なら臭気まで精巧に作るでしょうか。これに次いで二人の博士は細部に渡って調査を進めて行きます。

ミネソタ・アイスマンの身長は約180センチ、全身は頭部に至るまで毛むくじゃらで、額は極端に狭い事も分かりました。
上を向いた鼻は平べったく、皮膚の色は薄くピンク色を残した白色で左目の下から大量に出血した跡が確認されました。

左腕は骨折していて、そこからも出血した痕跡があります。
高いところから落下して死んだか、転倒してそのまま命を落とした可能性があると言う事でしょうか。

こうした研究結果をまとめて、二人の学者は「未知の類人猿の死体」と結論付けました。
これにより、ミネソタ・アイスマンは本物とされるニュースが駆け巡ったんですね。

二転三転するその正体

しかし、その後思わぬところから偽物説が浮上します。
それは当時興行主として全米中にアイスマンの死体を見せて回っていたフランク・ハンセンの証言によるものでした。

実は真贋論争に一旦終止符が打たれた後、一時アイスマンとフランクは忽然と人々の前から姿を消したと言います。
年月が経ち、再び人々の前に現れたフランクの説明によると、ミネソタ・アイスマンは元々ハリウッドで製作されたハリボテだったと言う物でした。

更に人々を混乱させた発言が、「興行中は傷つけないように偽物を使っていた」と言う物です。
そうなると本物と偽物と二体あったという事になってしまいますね。一体どういう背景でそうなったのか具体的な部分は未だに闇の中の様ですね。

このフランクが再度公の場に現れた際には、すでにアイスマンの行方は分からなくなっていました。
時代の経過とともに、ミネソタ・アイスマンの存在は完全に忘れ去られた物になってしまったんです。

発見されたアイスマンの死体

事態が急展開を迎えたのは2010年過ぎの事です。
なんと、行方不明になっていたアイスマンの死体はスイスのローザンヌ州立博物館に収容されている事が分かったんですね。

その後何故かテキサスに移されたアイスマンは、意図的に氷を解凍されそれを撮影したと言う写真が公開されました。
そのままの流れでオークションに出品され、落札した人間も存在する事は分かっていますが、その人物が誰なのか、又、再度解凍されたアイスマンを研究する気はあるのかと言った肝心の所は不明のままです。

解凍されたミネソタアイスマン

解凍されたアイスマン
出典:https://i.ytimg.com/

そもそも論で、この出品されたアイスマンは先にも触れた二体の打ち、「偽物の方だ」と言う証言も出てきます。
もうこうなると何が何だか分かりませんね。途端にケチが付いた感があります。

現在はアイスマンの行方は再び不明になり、情報も完全に途絶えてしまっていると言います。

アイキャッチ画像出典:http://1.bp.blogspot.com/

[当記事の著作権はhttp://chahoo.jp/に帰属します]2016/06/21
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